逃げこみ

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  • 誰か、彼のすがたを見ると共に、樹の間へあわてて逃げこんだ者がある。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 彼女が逃げこんだ道の三分の一ぐらいのところで、彼は女に追いついた。 アレクサンドル・デュマ/江口清訳『三銃士(上)』より引用
  • 彼はこれから、その女のところへ逃げこもうとしているのかもしれない。 武田泰淳『快楽』より引用
  • 芸術家は生活的病人の逃げこむ病院を設計するものであってはならない。 豊島与志雄『現代小説展望』より引用
  • 浜松にいて逃げこむべき後方を持ったほうがまだましなくらいであった。 半村良『産霊山秘録 上の巻』より引用
  • おまえたちの兵士が甦ったとき、おまえの城へ逃げこんだ者たちがいる。 菊地秀行『吸血鬼ハンター14 D-妖兵街道』より引用
  • だが、犬はどこへ逃げこんでしまったか、なかなか行方は知れなかった。 海野十三『火星兵団』より引用
  • 一体どうすればいいのか分らなくなって、カメラの世界に逃げこむだけ。 藤堂志津子『ジョーカー』より引用
  • 必死にここへ逃げこんだ人々を待っていたのは、無惨な殺戮だったのだ。 菊地秀行『吸血鬼ハンター14 D-妖兵街道』より引用
  • 劉備が白帝城に逃げこんだころから、天下の形勢が大きく変わってきた。 陳舜臣『秘本三国志 06 (六)』より引用
  • こいつら、あたしたちがプールに逃げこもうとするのを待っていたんだ。 高千穂遙『ダーティペアシリーズ03 ダーティペアの大乱戦』より引用
  • すると狼の群れは急にすばやくかけ出し、森の中へ逃げこんでしまった。 デフォー/佐山栄太郎訳『ロビンソン・クルーソー』より引用
  • それから三十分ばかりの後、患者は窓を破って植込みに逃げこみました。 ストーカー/平井呈一訳『吸血鬼ドラキュラ』より引用
  • とにかく、あの邸内へ逃げこんだ男の顔はオレだけが見ているのだからな。 坂口安吾『南京虫殺人事件』より引用
  • 逃げこむならばと考えて、それにもっとも適した場所がそこだったのだ。 流星香『プラパ・ゼータ 5 闇色の魔道士』より引用
  • あの甘い平和な世界へ今すぐ逃げこめたら、どんなに気が安まるだろう。 半村良『赤い酒場』より引用
  • ふたりが自動車のなかへ逃げこんだとたん、猛烈な勢いで雨が落ちて来た。 横溝正史『金田一耕助ファイル04 悪魔が来たりて笛を吹く』より引用
  • 争いを避け、逃げこんでいるマーモの住人がいるかもしれなかったから。 水野良『ロードス島戦記 7 ロードスの聖騎士(下)』より引用
  • かれら、両手を背中にまわしていましめられたままの姿で森へ逃げこんだ。 バローズ/関口幸男訳『恐怖のペルシダー』より引用
  • 表の豪奢ごうしゃさのうちにある安ぴか物がすべてここに逃げこんできている。 ドーデ/大久保和郎訳『月曜物語』より引用
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