退く

全て 動詞
2,135 の用例 (0.01 秒)
  • この間から四五日遠退いていたのを幸いに、このまま顔を見ないで行く! 森田草平『四十八人目』より引用
  • 進んでも退しりぞいてもこっちのものだという勝利の表情がありありと見えた。 夏目漱石『明暗』より引用
  • 後ろからは教師を前にして一歩も退かない勇士たちの怒号どごうが響いてきた。 井上堅二『バカとテストと召喚獣 03』より引用
  • 味方みかたのこらずたれて最後さいご一人ひとりになるまでもけっしてあとへは退きません。 楠山正雄『田村将軍』より引用
  • さッと遠退とおのいて行って、時をおいて間もなくどッとこちらに押し寄せた。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • このような状況で戦うことに利などなく、退く他はないとわかっている。 吉野匠『レイン6 大戦勃発 !』より引用
  • いや、それよりも、この回をまとめたら一応退いて見物席に戻るべきだ。 阿佐田哲也『新麻雀放浪記』より引用
  • ハルユキは反射的に一歩退き、乗ってくる人のためにスペースを開けた。 川原礫『アクセル・ワールド 02 -紅の暴風姫-』より引用
  • ほとんどその時の店の中心であつた彼は単純に身を退くわけには行かなかつた。 岡本かの子『老主の一時期』より引用
  • 退いて自分の心のみに忠なるのが、最もよく自分の運命に忠なる道である。 豊島与志雄『運命のままに』より引用
  • どっちかやってもらうまでは、おれはこの部屋を退くわけにはいかない。 ドイル/鈴木幸夫・鮎川信夫・齊藤重信『シャーロック・ホームズ全集(上)』より引用
  • おせいの所から足が遠退とおのいている自分の気持ちを伊三次は持て余していた。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 幻の声』より引用
  • ここに於て四十二名の判官は別室に退いて、一つの判決文を作りました。 夢野久作『鼻の表現』より引用
  • 話を進めているのに一歩一歩退いているような奇妙な話しかただった。 柳美里『女学生の友』より引用
  • 二人のまえで霧のようには退かず、間近に寄っても不透明なままだった。 クラーク・アシュトン・スミス/大瀧啓裕訳『ゾティーク幻妖怪異譚』より引用
  • あきらかに会社勤めを退いたらしく、つえをついてゆっくりと歩いている。 吉村昭『法師蝉』より引用
  • このとき彼等は上からの射撃を浴び、進むも退くも明確な作戦は無かった。
  • 貞盛は声をからして引きとめようとつとめたが、退き色立ったせいの常だ。 海音寺潮五郎『平将門 中巻』より引用
  • そのために大佐の時に軍を退かなければならなくなつたと言います。 三好十郎『肌の匂い』より引用
  • これはお前だけに言っておくが、私は秋の株主総会を最後に社長を退く。 佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』より引用
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