迷い出

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  • そうして見ると彼は、霧のおくからまよい出てきた大昔の人間のようだった。 桜庭一樹『GOSICK 第2巻』より引用
  • 死んだ人形の魂が迷い出て、歌の中にはいっているのであろう。 島尾敏雄『出孤島記』より引用
  • なぜこんなものが迷い出たのか、考えることすらできないのだ。 新田一実『魔鏡の姫神 霊感探偵倶楽部』より引用
  • それが何かのきっかけで迷い出てきたのかもしれない。 開高健『珠玉』より引用
  • 見知らぬ世の中に迷い出て、どうすればよいのか、まだわからないのだろう。 新田一実『魔鏡の姫神 霊感探偵倶楽部』より引用
  • 昨晩来たときとは別の世界に迷い出てしまったようである。 新井満『尋ね人の時間』より引用
  • かくとも知らず、迷い出でた五人の亡者は、立戻って来て垣根の外へ立ちました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • オーロラが通常の場所から離れて遠くへ迷い出てくること自体が、稀なことなのだ。 クラーク『楽園の泉』より引用
  • そこで、どういうわけで迷い出てくるのかと尋ねてみた。 イエイツ/井村君江訳『ケルトの薄明』より引用
  • この世に迷い出た物の化の類を始末したこともある。 新田一実『魔鏡の姫神 霊感探偵倶楽部』より引用
  • その日の後ほど、厩舎の近くで、また一羽迷い出た鶏にであった。 ロンドン/山本政喜訳『白い牙』より引用
  • 森から迷い出た栗鼠りすが数匹、ちょろちょろと、青い芝生しばふを横切っていく。 桜庭一樹『GOSICKs 第2巻』より引用
  • さながら亡者が墓の口から吐き出され、今ここへ迷い出たかと思われるばかり。 久生十蘭『魔都』より引用
  • 彼は、はじめての土地である札幌の街に迷い出た。 松本清張『点と線』より引用
  • この地獄への道から迷い出ようにも迷いようがないわけだ、とエラリーは不吉なことを考えた。 クイーン/真野明裕訳『七匹の黒猫』より引用
  • 後はふらふら表に迷い出てくるしかあるまいて。 虚淵玄『Fate/Zero Vol.2 「王たちの狂宴」』より引用
  • 一弥は窓をそっと閉めると、廊下にまよい出てきたヴィクトリカにった。 桜庭一樹『GOSICK 第2巻』より引用
  • 同様に、墓石にも土葬にした死者が生き返って迷い出てこないようにとの意味が込められていた。
  • あるとき、人家のあるところへ子狸が一匹迷い出てきた。 麻生芳伸編『落語百選 夏』より引用
  • けれど、そのへんは、いきつけないところだったので、わたしたちはながれのところにまよい出て、わたることができませんでした。 ロフティング『ドリトル先生物語04巻 ドリトル先生のサーカス』より引用
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