迷い

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  • そうして見ると彼は、霧のおくからまよい出てきた大昔の人間のようだった。 桜庭一樹『GOSICK 第2巻』より引用
  • そう思って迷いだすと、今まで歩いていた彼らの前後左右が見喪みうしなわれた。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • そこまで来ると、ベルガラスは少しの迷いも見せずに一行を左に導いた。 エディングス『ベルガリアード物語3 竜神の高僧』より引用
  • だが、かえって迷い続けていた気持ちのほうは、不思議に整理がついた。 新田一実『魔鏡の姫神 霊感探偵倶楽部』より引用
  • 写真はどうしようかと迷いましたけれども、やはり一しょに埋めました。 竹山道雄『ビルマの竪琴』より引用
  • ユダヤ人町に迷いこんだのだろうかと思いながらもひるまずに進んでいった。 ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』より引用
  • ご自分の迷いを消すためにそうしているのではないかと思えるのです。 福井晴敏『終戦のローレライ(上)』より引用
  • まだわたしは原始時代の無数の痕跡こんせきのなかで迷い歩いているようだった。 原民喜『鎮魂歌』より引用
  • 心に迷いがあるとそれが絵筆に伝わって、自然に絵も下品になるのじゃ。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • トイレにでも隠れたほうがいいのかどうか、しばらくのあいだ迷い続けた。 久美沙織『SPEAK EASYの魚たち』より引用
  • 玄宗様も、わたくしの迷いをきちんとわかってくれたようでございました。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三』より引用
  • 気の迷いにしては余り何度もだから、試みに母を二階に連れてきた。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • この話をどんなふうに始めたものかと、わたしはいろいろ迷いました。 エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』より引用
  • そしてその言葉によって迷いをはらし喜んで一つの方向へ進んで行くのだ。 海野十三『火星探険』より引用
  • 今日は当然働く気持はなかったが、従業員入口のところで迷いに迷った。 高野悦子『二十歳の原点』より引用
  • 私は、何の疑いも何の迷いもなく、彼の愛情をそのまま感じ信じたのです。 久坂葉子『幾度目かの最期』より引用
  • もし遠野志貴が今の志貴のままである事を迷いなく 望んでいるのなら。 奈須きのこ『歌月十夜 29 後祭』より引用
  • そのベランダには、彼女の深い迷いがまだ残って漂っているようだった。 村上春樹『1Q84 BOOK2』より引用
  • 心の中の迷いをだれかにぶつけて、決断の手助けをしてほしいだけなのだ。 山本弘『妖魔夜行 悪夢ふたたび……』より引用
  • 今日でも僕はあなたにお会いするのがいいのか悪いのかさんざん迷いました。 有島武郎『或る女』より引用
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