返る

全て 動詞
2,574 の用例 (0.01 秒)
  • しばらくしてふり返ってみると、私のあとから大勢の人がついてきていた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • それからまた考えに沈んだ姿勢に返って、もうじっとして動かなかった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • そして初めからも一度ふり返ってみて新たに出発しなければいけないのだ。 豊島与志雄『偶像に就ての雑感』より引用
  • 女はそうして扉を開けてからり返って、男の来るのを待つようにした。 田中貢太郎『蟇の血』より引用
  • 後ろから誰かが呼ぶ声が聞こえたような気もしたが、ふり返らなかった。 村山由佳『星々の舟』より引用
  • 二人の体はどろと敵からびた返り血にまみれ、肩で大きく息をしていた。 水野良『ロードス島戦記 1 灰色の魔女』より引用
  • 李がしょげ返って出てゆき、一人になると、正枝はまた腹がたってきた。 豊島与志雄『浅間噴火口』より引用
  • 最初は留守だと思ったが、二返目へんめには病気で寝ているという事が知れた。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • あともふり返らず、そういっておげ丸は樹立ちの中に身をかくしてゆく。 山田風太郎『忍法封印いま破る』より引用
  • ついでに寝ぼけまなこで店の柱時計をふり返って見たら午前七時十分前であった。 夢野久作『鉄鎚』より引用
  • 私たちの耳に届いたのはほんの少しで、その後はすぐ元の静寂に返った。 スティーブンソン・ロバート・ルイス『宝島』より引用
  • これでは犯人が、返り血を浴びたであろうという可能性は希薄であった。 横溝正史『金田一耕助ファイル19 悪霊島 上』より引用
  • 夜になって、彼は初めて我に返ったように、試験答案の調べにかかった。 豊島与志雄『或る素描』より引用
  • こんなに明治になってまたき返って来たというのも決して偶然ではない。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • おせい様も、何か話しかけていたことばを切って、そっちをふり返った。 林不忘『巷説享保図絵』より引用
  • 代助の方から神保町の宿を訪ねた事が二返あるが、一度は留守であった。 夏目漱石『それから』より引用
  • 代助の方から神保町の宿やどたづねた事が二返あるが、一度は留守であつた。 夏目漱石『それから』より引用
  • 私か船長かが我に返ったようになるまでにはしばらく間があった。 スティーブンソン・ロバート・ルイス『宝島』より引用
  • 二人ふたりの言葉がもつれ返ったように、二人の不思議な感情ももつれ合った。 有島武郎『或る女』より引用
  • ふり返って見たときは、もう明の背の高い姿は人波の中に消えていた。 堀辰雄『菜穂子』より引用
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