近しい

全て 形容詞
669 の用例 (0.01 秒)
  • だれも近しい者がいないから猫を子どもみたいにかわいがっているんだ。 阿刀田高『猫の事件』より引用
  • このため宗教的にはフランスやスペインと近しい関係になることになった。
  • その上咋年の夏以来私達の近しい身内の者で病死した人が三人もあった。 豊島与志雄『生と死との記録』より引用
  • このため、それぞれの島は近しい連合と使用とする英国の試みに抵抗した。
  • 私がその女と近しかったのはわずかに半年ほどだったでしょうか。 植松真人『主よ、人の望みの喜びよ』より引用
  • これが正式な名前だが、本当は近しい者だけが知るかくが間に入る。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅸ 対立の町<下>』より引用
  • そこは彼の生活の場であり、家の延長線上にあるとても近しい場所だ。 小野不由美『十二国記 魔性の子』より引用
  • 肉親であるということが、かえって近しくなることを妨げているのだわ。 オウィディウス/田中秀央・前田敬作訳『転身物語(下)』より引用
  • 死者の世界がひどく親しく、ひどく近しいものに感じられて来たのである。 柏原兵三『徳山道助の帰郷』より引用
  • 私ではない、もっと近しい誰かに、先生は詫びているような気がしました。 浅田次郎『壬生義士伝 下』より引用
  • なんのかのと言っても、影というのは人間にとってもっとも近しいものだ。 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 2』より引用
  • その短い時間のあいだでも、近しいだれかに休息をとってもらいたかった。 角田光代『対岸の彼女』より引用
  • 流血沙汰と近しい場所にいる警察官になど、なるべきではなかったのだ。 中村弦『天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語』より引用
  • こんなに夫と妻が近しく心を寄せあったことは、今までなかった。 田辺聖子『源氏紙風船』より引用
  • 我らと近しい、深く強い意志ある存在であればこそ、力を得る意味がある。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第01巻』より引用
  • 自分の身体がまた思いが、日の光や街路の灯に最も近しく親しかった。 豊島与志雄『月かげ』より引用
  • 父の弟妹きょうだいである叔父おじ叔母おばや、その子らも、あまり近しい存在そんざいではない。 上橋菜穂子『獣の奏者 Ⅰ 闘蛇編』より引用
  • 半群の部分群と半群の冪等元の間には近しい関係が存在する。
  • ふと、自分は彼の葬儀に行くほど近しい間柄なのだろうかと、手を止めた。 篠田節子『カノン』より引用
  • この2つの国家は似たような政府組織を持ち、近しい価値観を共有している。
  • 次へ »