較べる

全て 動詞
692 の用例 (0.00 秒)
  • ラジオの波は三百メートルも四百メートルもあってくらべものにならない。 海野十三『赤外線男』より引用
  • それに較べると日本などまだ全然消耗していないと言っていいであろう。 伊藤整『太平洋戦争日記(二)』より引用
  • 新宿に較べると、このあたりは秋がもうそこまで来ているかんじだった。 花村萬月『イグナシオ』より引用
  • 例えば数学が物理学に較べてより単純でありより独立であるとしよう。 戸坂潤『科学方法論』より引用
  • 彼が立派に生きているのに較べて、わたしはただのOLでしかなかった。 西田俊也『love history』より引用
  • 自分が使っているものとは較べものにならないような、粗末なベッドだ。 定金伸治『ユーフォリ・テクニカ王立技術院物語』より引用
  • 弟はそっとそれとその前にある黒眼鏡をかけた兄の蒼白い顔とを見較べた。 十一谷義三郎『青草』より引用
  • 他人の掌の赤さと見較べて、それぞれ胸の中で、勝敗を決めているのだ。 藤原作弥『聖母病院の友人たち ―肝炎患者の学んだこと―』より引用
  • それはこの世に住んでいる人にはほとんど較べる者のない美しい女であった。 蒲 松齢『阿英』より引用
  • 次にたずねてくれた時の母の調子は、まえにくらべると少し変わっていた。 夏目漱石『行人』より引用
  • 記憶のなかの赤松と較べると現実の赤松がいやに雑然としていたからだ。 井上ひさし『四十一番の少年』より引用
  • 己は何か言いながら、覚えず奥さんの顔とお雪さんの顔とを較べて見た。 森鴎外『青年』より引用
  • それへくらべたらうちなんかは半分でもいくらでもれたのだからいい方だ。 宮沢賢治『或る農学生の日誌』より引用
  • 人々はこの二人をロシア社会変動の鏡として見較べざるを得なくなる。 戸坂潤『クリティシズムと認識論との関係』より引用
  • 東京あたりの、片道一時間も二時間もかけての通勤とは較べようもない。 内田康夫『斎王の葬列』より引用
  • 髪の形も着物も、東京の少女にくらべると、かなり田舎染みて見えました。 竹久夢二『大きな蝙蝠傘』より引用
  • そうして、話をするときに相手の膝頭ひざがしらと顔とを半々に見較みくらべる癖がある。 夏目漱石『それから』より引用
  • この二つを較べるとき、僕は後の方の教へ方は非常に間違つてゐると思ふ。 岸田国士『既往文化と新文化』より引用
  • したがって、当然、戦車の戦闘性能もソ連軍のそれに較べて劣っていた。 五味川純平『ノモンハン(上)』より引用
  • どう見ても、初めて見たときと較べてそれが深くなっている様子は無かった。 九里史生『SAO Web 0401 第一章~第三章』より引用
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