軽々し

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  • 左馬は、こういういわば軽々しさというべきものをときとして見せる。 里中哲彦『鬼平犯科帳の真髄』より引用
  • どれも真実だったけど、どこか軽々しすぎるような気がして、ぼくは口にはできなかった。 近藤史恵『天使はモップを持って』より引用
  • 供も連れぬ彼の姿に、憲房はその軽々しさにあきれたが、これがこの甥の良さだというところも買っている。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • これが本当に武器の宝貝なのかと疑われんばかりの軽々しさで、静嵐は殷雷にり回された。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録09 刃を砕く復讐者(下)』より引用
  • ドストイェフスキーの二重性格を実によく追っていながら、何か意外な軽々しさ、スリップのようにそれをレムブラントの明暗に比べています。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 何だか気が軽々していたのである。 豊島与志雄『球突場の一隅』より引用
  • 亭主という立場からは我慢できかねた彼女の軽々しさが、いくらかうすらいだ関係になってみると、彼女のつちかってきた哀しさをのぞく思いになるのです。 色川武大『恐婚』より引用
  • 小川の家では折角下男に送らせようと言つて呉れたのを断つて、教へられた儘の線路伝ひ、手には洋杖ステツキの外に何も持たぬ背広扮装いでたち軽々かろがろしさ、画家の吉野は今しも唯一人好摩停車場ていしやぢやう辿たどり着いた。 石川啄木『鳥影』より引用
  • うかれ男や、それこそは邪法の内秘、吉利支丹きりしたん宗門の真言しんごん軽々かろがろしうは教へられぬ。 木下杢太郎『南蛮寺門前』より引用
  • 僕は放埒すぎるし、軽々しすぎるのか。 ウルフ/鈴木幸夫訳『波』より引用
  • おれはぷっと噴きだし、折角こっちが勿体ぶっているのに、鉢巻とはあんまり軽々し過ぎる、だいいち帷子との釣合いがとれないではないかと、これはすぐやめさせた。 織田作之助『勧善懲悪』より引用
  • その他色々と軽々している。 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 03 死の礎は生』より引用
  • 楓は即座に喜色を示す軽々しさ。 藤水名子『浪漫’s 見参!桜子姫』より引用

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