軽々

全て 名詞 副詞
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  • 軽々とした動きは、いつドアを開けて、そして閉じたのかを感じさせない。 友野詳『妖魔夜行 闇より帰りきて』より引用
  • 左手の壁には軽々とした棚があつて何か横文字の絵入雑誌が一二冊置いてあつたやうだ。 片山広子『トイレット』より引用
  • けれども私等のやうな男作りの子は割合軽々とした姿で居ます。 与謝野晶子『私の生ひ立ち』より引用
  • 病気になる前の軽々とした身のこなしが、痩せ衰えた体に戻ってきている。 篠田節子『レクイエム』より引用
  • わからぬ人が仮に皆無と言っても、それは軽々けいけいに信じない方がよいのである。 柳田国男『木綿以前の事』より引用
  • 夫が軽々に理解された「挙国一致」というものの現実であると見ねばならぬ。 戸坂潤『挙国一致体制と国民生活』より引用
  • この前の、影谷蛇之とのときの様なことでもない限り、軽々けいけいに口にするべきではない。 西尾維新『新本格魔法少女りすか 01』より引用
  • その詳細な機能始め、多くの情報を得るためには、軽々な行動を取るべきではない。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第12巻』より引用
  • いや、そんなことより、後継者問題を軽々けいけいに口にして欲しくありませんねえ。 内田康夫『天河伝説殺人事件(下)』より引用
  • これも他の諸書に載せてないのを見れば、軽々けいけい真偽しんぎを決することは出来ない。 芥川竜之介『伝吉の敵打ち』より引用
  • 水の中で石を抱けば軽々としたものだが、香ひの海の中で何を擁へたら軽くなるのだ。 北原白秋『香ひの狩猟者』より引用
  • 一人種グループの自由を制限するようなことは、軽々に行なうべきではない。 阿川尚之『アメリカが嫌いですか』より引用
  • 一年一貫したテーマで勉強したということは、やはり決して軽々なことではないのね。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • それはさびしいけれどもまことに身も心も軽々としたいい心持ちのものであつた。 伊丹万作『私の活動写真傍観史』より引用
  • 軽々とした空気の中でもっと自由に呼吸ができた。 モーム/北川悌二訳『人間の絆(上)』より引用
  • 草鹿参謀長としても、責任ある立場であり、軽々な発言は出来ない。 吉田満・原勝洋『ドキュメント戦艦大和』より引用
  • 考えて見るとくうと空とを孕んだ紙の層はいかに高くとも、実に軽々かるがるとしたものにはちがいない。 北原白秋『フレップ・トリップ』より引用
  • それでは犯罪事件の証人という奴も、なかなか軽々には出来ないわけである。 横溝正史『真珠郎』より引用
  • 勿論これらのことは、僅かの紙数で以てさう軽々に云つて過ぎられることではない。 中原中也『アンドレ・ジイド管見』より引用
  • あなたも昨夜はどこか軽々した気持でいらしたでしょう? 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
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