軍民離間

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  • 荒木陸相に代った林新陸相と大角海相とはそこで、軍民離間を強調した内容の印刷物を配布した者があったから、容易ならぬ事態と考えて声明書を出すことにした、というように説明して除けたが、斎藤首相はどう思ったか「軍部の声明書発表について私は何等相談にもならねば発表後報告にも接して居らぬ」と答弁したものである。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • 第一に、曽つて極めて唐突に発表された軍民離間に関する声明書に就いて、衆議院ではその動機を説明しろと当局を追求し始めた。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • 放送者はやはりアメリカ人らしく妙なアクセントがあること、天皇陛下には敬意を表し、戦争挑発者は軍部であると、軍民離間策を企てていること。 山田風太郎『戦中派虫けら日記』より引用
  • すると、軍部および右翼周辺は、これを以て軍部と民衆とを切り離す「軍民離間策」として盛んにその非を鳴らした。 和田利夫『昭和文芸院瑣末記』より引用
  • 東條が就任してまもなく、陸海軍当局は「軍民離間声明」を発表し、政党の軍部批判に反論を試みたが、この文案は軍事調査部の起案だった。 保阪正康『東條英機と天皇の時代(上) 軍内抗争から開戦前夜まで』より引用