身を落ち着ける

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  • シートに身を落ち着けて、彼の忠告に従うと、あとはただ待つだけだった。 宮部みゆき『龍は眠る』より引用
  • 彼女は身を落ち着けるために手摺を持たなければならなかった。 ウルフ/大澤実訳『ダロウェイ夫人』より引用
  • さすがに四十歳も近くなり、身を落ち着けたくなったのだ。 浅野誠『ビジネスマンの精神病棟』より引用
  • きゃつらは自らの巣に戻って身を落ち着け、我らに平和を与えてくれるであろう。 クーパー『(闇の戦い4)樹上の銀(完)』より引用
  • それまで当分わたしはここに身を落ち着けることになった。 デフォー/佐山栄太郎訳『ロビンソン・クルーソー』より引用
  • 正気にかえって、自分の部屋に身を落ち着けると、彼女はみんなに出ていってもらった。 スタンダール『赤と黒』より引用
  • それを割って飲んでしまうと、女は、ゆっくりと身を落ち着けて、また話をはじめた。 ハメット/能島武文訳『血の収穫』より引用
  • 一度そこに身を落ち着けてしまうと、ものの数分で、ぐっすり眠りこんでしまった。 橘香いくの『ブランデージの魔法の城2 魔王子さまと鏡の部屋の秘密』より引用
  • 軽く丸めた掌の中が安心出来るのか、掌のくぼみに身を落ち着け、小さく鳴いた。 川上稔『AHEADシリーズ 01 終わりのクロニクル①〈上〉』より引用
  • 彼らはイタリーへ数週間旅をした後、オリヴィエが教師に任命されたフランス西部の町に、身を落ち着けたのだった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 後漢を興した光武帝が一時身を隠していた地域であり、また後漢末には曹操に敗れた劉備が一時身を落ち着けていた地域として知られる。
  • 馬車の隅に身を落ち着けるなり、エンマは目を閉じた。 フローベール/白井浩司訳『ボヴァリー夫人』より引用
  • メグレ夫人は夫のそばに身を落ち着けると、なにもしないで一時もじっとしていられない主婦よろしく膝の上で編物をはじめた。 シムノン/長島良三訳『メグレ夫人の恋人』より引用
  • 若いふたりはこの城に身を落ち着けることに決め、ポールはこの地方の工業地帯で、自分で采配さいはいの振るえるような仕事を捜すことになった。 ルブラン/大友徳明訳『オルヌカン城の謎』より引用
  • おそらく彼は、せっかくタコマで飛び越えてきたのと同じ溝に、またしても身を落ち着けてしまったのに気づいていなかったのだろう。 ハメット/宇野利泰訳『マルタの鷹』より引用
  • 下駄職の鉄二郎と伊左次のふたりは、姉妹屋のなかに一間をあてがわれ、とりあえず身を落ち着けた。 宮部みゆき『天狗風 霊験お初捕物控〈二〉』より引用
  • そしていちばん楽な位置にやっと身を落ち着けたと思う間もなく、往来に、目の眩むような行列が近よってくるのを見ました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 08』より引用
  • ドビンズ先生はしばらくぼんやりとその本を指でいじっていたが、やっとそれをとり出して、椅子いすに身を落ち着けて、読もうとした! トウェイン/鈴木幸夫訳『トム・ソーヤーの冒険』より引用
  • それから私の新しい領分に身を落ち着けた。 クリスティ/赤冬子訳『茶色の服を着た男』より引用
  • それに続いて彼女はアメリカ合衆国に身を落ち着け、様々な事件を引き起こした後彼女が人生を終えたフランスに戻ってくる前に、ヨガの瞑想状態とアルドゥース・ハクスリーに接近した事に関する記事を著した。