身じろぐ

全て 動詞
30 の用例 (0.01 秒)
  • どれぐらいの間この不思議な光景を身じろぎもせずに眺めていたろうか。 ドイル/永井淳訳『失われた世界』より引用
  • 何を考えているのやら不明だが、身じろぎもせずただ二人を眺めている。 同人『魔法使いの夜~Wicth on the Holy Night~』より引用
  • 桜の木で作った大きな仏壇の前で、身じろぎもせずにへたりこんでいる。 板東眞砂子『狗神』より引用
  • となりでホロがわずかに身じろぎしたが、宿を心配しているのかもしれない。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅲ』より引用
  • そこまで考えてはいなかったと見え、娘達は身じろぎをして黙り込んだ。 宮本百合子『一本の花』より引用
  • 男のかすかな身じろぎと同時に、また呻き声が聞こえたような気がする。 柄刀一『400年の遺言 死の庭園の死』より引用
  • 黒い生物は身じろぎして、やっとのことで水の中からからだをおこした。 チャペック/樹下節訳『山椒魚戦争』より引用
  • 彼との同盟を宣言したリリアでさえ、身じろぎひとつできないのである。 菊地秀行『吸血鬼ハンター17a D-白魔山 上』より引用
  • 彼はほかの職人が何を訊いても黙ったまま夕方まで身じろぎもしなかった。 松本清張『黒の様式』より引用
  • 長い間私は身じろぎもせずに死んだ目でそいつをにらみつけて立っていた。 バローズ『地底世界ペルシダー』より引用
  • 人影は身じろぎひとつせずに立ち、彼女も同じように立ちつくしていた。 ディケンズ/北川悌二訳『骨董屋(上)』より引用
  • かれは一度、身じろぎしただけでそのまま深い眠りに落ちこんでいった。 光瀬龍『百億の昼と千億の夜』より引用
  • 黒い帽子に黒いサングラスをし、両手を後ろに回して身じろぎもしない。 つかこうへい『愛人刑事』より引用
  • 兵士や侍女がおきていれば、身じろぎする気配くらい感じられるはずだ。 上橋菜穂子『守り人シリーズ04 虚空の旅人』より引用
  • アンは二つの窓の間のかべにかかった絵の前に、身じろぎもせずに立っていた。 モンゴメリ/中村佐喜子訳『赤毛のアン』より引用
  • 私はじっと、死の眠りのなかにいるかのように、身じろぎもせず寝ていた。 アンデルセン/神西清訳『即興詩人(下)』より引用
  • その中で、身じろぎひとつせず、誰とも顔を見合わせなかった者がいる。 秋田禎信『エンジェル・ハウリング 第04巻』より引用
  • 身じろぎもせず、かといって緊張きんちょうすることもなく、ただ風の音のように。 賀東招二『フルメタル・パニック!09 つどうメイク・マイ・デイ』より引用
  • マーカムは不安そうに身じろぎをし、前にある書類の束を伸ばしていた。 ダイン/坂下昇訳『グリーン家殺人事件(上)』より引用
  • 身じろぎひとつせずに虚空を見つめていたが、やがて岬ように旨言った。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第03巻 「白亜宮の陰影」』より引用
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