超然と

全て 副詞
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  • 消滅の直前、首だけになった彼は超然と見下ろす人形師と目があった。 奈須きのこ『空の境界 (下)』より引用
  • だが、なぜ彼はこんなに世間から超然と遠くはなれているのだろう。 ロレンス/飯島淳秀訳『チャタレイ夫人の恋人』より引用
  • 瞑想のおん瞼はそんな虫どもの蠢動しゅんどうも超然とておわしたことだろうか。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • どんなことにも心乱されることなく、超然と世界を見下ろしているの。 馳星周『不夜城完結編 長恨歌』より引用
  • おまけに男は、まるでゼウスのように、超然と沈黙を守っているのである。 クイーン/田村隆一訳『最後の悲劇』より引用
  • 自分などの接觸も志賀氏のやうに超然と閑窓を守つてゐられないから困る。 吉川英治『折々の記』より引用
  • 超然と構えた皮肉家ではなく、よく人に交わって無邪気にあそんだそうだ。 サキ『ザ・ベスト・オブ・サキⅠ』より引用
  • そんななかで泉二だけはみんなから距離を置き、つねに超然とかまえていた。 中村弦『天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語』より引用
  • それらの一切を超然と無視して、少年はひたすらスープとパンに集中していた。 吉野匠『レイン外伝 仄暗き廃坑の底で』より引用
  • 何もいわずに超然と構えていられるみたいなことができれば、少しは違ったと思うんですけどね。 山際淳司『スローカーブを、もう一球』より引用
  • 我々人間としてこの世に存在する以上どうもがいても道徳を離れて倫理界の外に超然と生息する訳には行かない。 夏目漱石『文芸と道徳』より引用
  • 日立はこれに神経をとがらせたが、高野は超然と無視する態度を取り続けた。 佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』より引用
  • 跳ね回っているコーチや控えの選手たちの外で、平義は一人だけ超然と構えていた。 野沢尚『龍時(リュウジ)03―04』より引用
  • 武士は大義の前には超然と死を受けれなければならない、という教えを受けて育っている。 佐藤愛子『冥途のお客』より引用
  • だから若い教師は、教室でも運動場でも、空高く超然と照ってる太陽でいなければならない。 豊島与志雄『常識』より引用
  • へだてた場所に超然と立つ少女の姿だけは、つよく印象に残った。 FlyingShine『CROSS†CHANNEL †2 1,「CROSS POINT(1周目)」CROSS POINT』より引用
  • 二十八歳の将軍パシャが超然と君臨して指揮している。 古川日出男『アラビアの夜の種族3』より引用
  • そんな中で、たった一人だけ超然と立つ人影がある。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第18巻』より引用
  • 烈々たる太陽の下で見ても、やはり超然と淋しげな姿である。 カー/長谷川修二訳『青銅ランプの呪い』より引用
  • 家庭なぞ顧みず、一人超然と生きていく雄々しさに惹かれてもいた。 渡辺淳一『メトレス 愛人』より引用
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