起りかけ

58 の用例 (0.00 秒)
  • それは明かに、クレエルの心の中で何かの変化が起りかけてゐたのです。 ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • が、二人が珈琲を飲みに書斎へ入ると、いろいろ問題が起りかけました。 チェーホフ/中村白葉訳『チェーホフ短編集「無名氏の話」』より引用
  • 動いてる人たちがぜんぜん気がつかずにいることが起りかけてるだ。 スタインベック/大久保康雄訳『怒りの葡萄』より引用
  • 前二回とも同じコースだったので、木村はまた演習のような気持が起りかけた。 松本清張『虚線の下絵』より引用
  • 与八に対して、一つの信仰が起りかけて来たことは、前に言った通りであります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 起りかけの炭を載せて上で消えたりあるいは急に起ったりして火力を変化させてもいけません。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • 私にこの動物を眺めたときから起りかけた心は、一つには北極の寂しい空気であった。 室生犀星『或る少女の死まで』より引用
  • この国境の近くで、何か重大なことが起りかけている。 久生十蘭『墓地展望亭』より引用
  • なんでもこの星系で戦争が起りかけてると聞いたもんで、最新型の武器の見本をもってきただけだよ。 ハミルトン『さすらいのスターウルフ』より引用
  • 何事か大変なことが起りかけているのだ。 海野十三『地中魔』より引用
  • 女ざかりの身を半年以上男から遠ざかって、そろそろ浮気の虫も起りかけていた。 半村良『軍靴の響き』より引用
  • 今、さういふ危険が起りかけた時、吾々はアラスカの北海岸から三百キロほど離れた所を飛んでゐた。 豊島与志雄『北極のアムンセン』より引用
  • そのことが実際に起りかけてるのだ。 豊島与志雄『幻の彼方』より引用
  • 「この艦内に一体何が起りかけているのか調べてみようじゃないか」カークはスポックの前を通って廊下へ出た。 ジェイムズ・ブリッシュ『08 パイリスの魔術師』より引用
  • それが今、わたしにも起りかけているんです。 ジェイムズ・ブリッシュ『01 宇宙大作戦 No1』より引用
  • それ程に烈しい癇癖が今起りかけている事を察したからであった。 夢野久作『名君忠之』より引用
  • 夢にも思わなかったことが、東吾の眼前で起りかけていた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 01』より引用
  • しかし日本国中の人間どもが、泣面をかくことなどという恐しいことが、本当に起りかけているのだろうか。 海野十三『地中魔』より引用
  • 小林がオフェリヤを描いたのにも、そんな諷刺の意圖があつたんぢやないかといふ疑ひが起りかけたんだ。 堀辰雄『手紙』より引用
  • それはそれとして、新たな風潮が起りかけている。 豊島与志雄『風俗時評』より引用
  • 次へ »

起りかけ の使われ方