起り

全て 動詞 名詞
3,046 の用例 (0.02 秒)
  • それは明かに、クレエルの心の中で何かの変化が起りかけてゐたのです。 ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • そして例の怒りが起りそうになると、それを尅伏こくふくしようとして努力した。 森鴎外訳『諸国物語(下)』より引用
  • でなかつたら今日あたりは例の騒動でも起りかねないところだつたんだが。 牧野信一『円卓子での話』より引用
  • そういう状態のときはよく起りがちのことだが、そのとおりになった。 ヘッセ/高橋健二訳『ガラス玉演戯(上)』より引用
  • 迫撃砲の乾いた発射音が前方の林で起り、私のいる丘は一面に射たれた。 大岡昇平『野火』より引用
  • 化粧室へと歩きながら、亜由美は何だか悪いことが起りそうな気がした。 赤川次郎『忙しい花嫁』より引用
  • 私は頭の中で昨夜のようなことも、今夜もまた起りそうな気がした。 室生犀星『或る少女の死まで』より引用
  • その目じるしに立てられたのが苗じるしの起りだということである。 柳田国男『年中行事覚書』より引用
  • 如何いかにして此の事件が起り、如何にして彼らの知らない結末に終ったか? 小舟勝二『扉は語らず』より引用
  • 二度目や三度目のデートでベッド・インなんてことは、起りようがない。 森瑤子『恋愛関係』より引用
  • 別の言い現わし方を用いるならば、方言の起りは一種の技術であった。 柳田国男『野草雑記・野鳥雑記』より引用
  • 顔ばかりでなく笑い方までが似て居ると言うのですから私も妙な感じが起りました。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • と自ら云って見たけれど、今にも更に悪いことが起りそうな気がした。 豊島与志雄『子を奪う』より引用
  • これはひとり神に限らず、何ごとにも起り得るものと思わなければならぬ。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • いや、それに伴う作用が起りはじめていることを彼は感覚している。 山田風太郎『姦の忍法帖』より引用
  • それは非常なるあらゆる種類の雑音が、弁信の耳の中から起りました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • この日にかけて祭すれば、三日三夜のうちに東風たつみが吹き起りましょう。 吉川英治『三国志』より引用
  • ところが或る時のこと、町じゅうの人を喫驚びっくりさせることが起りました。 宮本百合子『ようか月の晩』より引用
  • 動いてる人たちがぜんぜん気がつかずにいることが起りかけてるだ。 スタインベック/大久保康雄訳『怒りの葡萄』より引用
  • そのことからも不吉な異変が起りかねないという感じ方もあるものですよ。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
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