起す

全て 動詞
2,609 の用例 (0.01 秒)
  • 四人の名誉の為に言って置くが、決して火を起せなかったわけではない。 半村良『亜空間要塞』より引用
  • 若い娘の心に同情を呼び起させるためにはいい結果があるかもしれません。 宮本百合子『現今の少女小説について』より引用
  • 落ちちゃ大変だと神経を起すと、後から背中を突かれるような気がする。 夏目漱石『坑夫』より引用
  • しかしこの時の私には「なぜ」というような疑問を起す余裕がなかった。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • しかしこの時の私には「何故」というような疑問を起す余裕がなかった。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 斎藤は兄に寝ているのを無理に起されたためか、呆けた顔でぼくをみた。 中上健次『岬』より引用
  • 新吉は人に疑惑を起させないような歩き方をして女の傍へ寄って往った。 田中貢太郎『女の首』より引用
  • 飛んで行った平次の手に抱き起されたのは、もう息の絶えたお米でした。 野村胡堂『銭形平次捕物控 02』より引用
  • どの小流れも背を起さなかったし、岸へあふれるということもなかった。 開高健『ロマネ・コンティ・一九三五年 六つの短篇小説』より引用
  • それから急に立ち上った、まるでなにか行動を起そうと決心したように。 コンラッド/井内雄四郎訳『密偵』より引用
  • 外に犠牲者ぎせいしやが出ていなければ、警察でも一応の疑問は起すにちがいない。 高木彬光『首を買う女』より引用
  • ただ訳もなくさしせまったような思いがこみ上げて身体を起そうとした。 山田太一『遠くの声を捜して』より引用
  • 曇色くもりいろの建物の中に寺の屋根が金に輝いて居るのが悲しい心持をおこさせる。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • 愛情を与えるにも与えられないとすれば、恐怖の念を起させてやるよ。 宍戸儀一『フランケンシュタイン』より引用
  • そうかといって、よく眠っているものを起そうとするでもありません。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 高等動物や植物に病気をひき起すものとはまたべつの系統に所属している。 カーソン/青樹簗一『沈黙の春』より引用
  • 然し私に近くおいよさんの居ることは私に少しも不快の感を起させない。 長塚節『隣室の客』より引用
  • 体が弱い時には何と云う小さいことがおかしな結果を起すのでしょう。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 男が身を起すまで、そのまま待っていてくれるのは、心のやさしい女だ。 阿刀田高『時のカフェテラス』より引用
  • アメリカで最初に見た螢だと云うことも、私になつかしい心を起させた。 宮本百合子『樹蔭雑記』より引用
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