起し

全て 動詞 名詞
9,206 の用例 (0.02 秒)
  • もしさうしたならばその人には多少不思議な感じを起したかも知れない。 木下杢太郎『少年の死』より引用
  • その二つの論文が学校中に起した感動センセーションはかなり素晴らしいものであった。 菊池寛『青木の出京』より引用
  • そのあいだに、少年たちは火を起し、近くの泉から水をくんで来ました。 水谷まさる『若草物語』より引用
  • 戸口のところまで達すると、警部は意外な感に打たれて身を起しました。 海野十三『崩れる鬼影』より引用
  • あの屋根のしたに、いまの女と、それから彼女の亭主とが寝起している。 太宰治『彼は昔の彼ならず』より引用
  • 光は熱を生じ化学作用を起しまた圧力を及ぼして機械的の仕事をする。 寺田寅彦『物質とエネルギー』より引用
  • 少し長く湯にはいっていると、僕等の仲間はよく、この脳貧血を起した。 大杉栄『続獄中記』より引用
  • そこでこれよりいよいよ貧しくなつて更に荒い心を起して攻めて來ます。 稗田阿礼『古事記』より引用
  • 帰国して、僕はまずあの民衆の精神の改革のため、文芸運動を起します。 太宰治『惜別』より引用
  • 僕は静かに抱き起したまゝ殆ど身も触るばかり背後に坐つて守つて居た。 木下尚江『臨終の田中正造』より引用
  • 女はその言葉には驚いたと見え、急に半身を起しながら僕の顔を見つめた。 海野十三『深夜の市長』より引用
  • 蝋燭の光がまだ届かない部屋の隅のベッドで、長いひげの顔が身を起した。 原田義人『審判』より引用
  • そこで軍を起して待ち戰つて、射出した矢が葦のように飛んで來ました。 稗田阿礼『古事記』より引用
  • 其時に露西亞の方では我日本に對し、非常な嫉妬の念を起した事がある。 狩野直喜『支那研究に就て』より引用
  • じぶんの髪をじまんして、虚栄心を起しそうだったが、これでもいいわ。 水谷まさる『若草物語』より引用
  • しかもこの農民たちは剣をたのんで事を起したことが一度しかない。 坂口安吾『安吾武者修業』より引用
  • 一人は近くにある田の中で、大きな鍬に力を入れて、土を起し始めた。 島崎藤村『千曲川のスケッチ』より引用
  • 妻が風呂敷をかぶって荷を背負うと仁右衛門は後ろから助け起してやった。 有島武郎『カインの末裔』より引用
  • よくわかりませんけれど、それでは、わたくしが何か間違いを起しても? 太宰治『春の枯葉』より引用
  • 「私が起して見ましょう」窓に近い木のうえに居た小鳥が言いました。 竹久夢二『朝』より引用
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