赴くべき

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  • 日本要塞から締め出しをくった私は、一体いずこへ赴くべきであろうか。 海野十三『地球要塞』より引用
  • なぜならば、時流の大勢はもうくべき方向を決してゐたからである。 吉川英治『折々の記』より引用
  • なぜならば、時流の大勢はもうくべき方向を決していたからである。 吉川英治『随筆 宮本武蔵』より引用
  • 帰国すると、公爵より演奏旅行に赴くべく北ドイツに遣わされた。
  • お使いの用でも頼まれなければ、艦長室は一パイロットが赴くべき場所ではない。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 03 赤い彗星』より引用
  • 私は、これから急拠故郷の母の許へ赴くべき用件に迫られたのである。 牧野信一『熱海線私語』より引用
  • それはやがて赴くべき寂光土じやつこうどをじっと夢みているように思われた。 嵐山光三郎『おとこくらべ .txt』より引用
  • 文化というものを、そのような積極的な力として見ることを基礎とした上で、再び悠々と古代へ遊びに赴くべきではないかと思うのである。 坂口安吾『我が人生観』より引用
  • その筈えいかんによっては、赴くべき場所もまた、多種多様に変化すると思う。 滝本竜彦『NHKにようこそ!』より引用
  • アインツベルンを知りたいのなら、もう一度教会に赴くべきです。 奈須きのこ『Fate/stay night 桜 Heavens Feel NormalEnd 櫻の夢』より引用
  • 恭之は再び関中に赴くべきところ、病にかこつけて行かなかった。
  • お銀様はあの時、お君について駒井家に赴くべくわが家を去って以来、ムク犬の身の上は知りませんでした。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 夜食が済み次第、いわゆる大饗宴きようえんの執行のため、集会の間に赴くべし。 サド/澁澤龍彦訳『ソドム百二十日』より引用
  • それはあたかも、同じ港を出港した船たちが、大洋に出た時点でそれぞれの目的地に赴くべく航路を大きく転回してゆくような光景でした。 綾辻行人『人形館の殺人』より引用
  • そして自分は顧みてそれらの苦悩と試練との中から正しく生きゆく道を切り開いて、人間の霊魂のまさに赴くべき方向に進みつつあることを感じる。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • というのは、当時文学者として自分ぐらいの者になっているものはいいが、まだ人の世話になって小説の修業をしているような文学青年は、ペンをすてて戦場へ赴くべきだといった室生犀星をはじめとして、能動精神をとなえた作家のすべてをひっくるめて、文学は戦争宣伝の道具に化していったからである。 宮本百合子『あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)』より引用
  • 余輩もとより今の人民に向かいて、その交際、親子夫婦のごとくならんことを望むにあらざれども、ただその赴くべきの方向を示すのみ。 福沢諭吉『学問のすすめ』より引用
  • それ以外のものを求めるのもまたプロレタリヤ文藝運動の陣營を去つて「階級」の「上」に赴くべきだ。 平林初之輔『文芸運動と労働運動』より引用
  • 文報におもくくべく家を出る。 高見順『敗戦日記』より引用
  • 妻と、帝国ホテルへ赴くべく家を出る。 高見順『敗戦日記』より引用