赴くところ

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  • 無事に石を入手したが、依頼主の元に赴くところで事態は複雑化していく。
  • それは時代の趨勢として自然の赴くところだったと言うほかない。 加藤典洋『敗戦後論』より引用
  • 自然の勢いの赴くところ、必ずどちらかへ傾き過ぎるものであります。 岡本かの子『仏教人生読本』より引用
  • 彼のいるところ、政務の中枢ちゆうすうとなり、彼のおもむくところ、軍の本営となる。 吉川英治『新書太閤記(六)』より引用
  • 流れる雲の赴くところということで、結構満足しているのである。 寺山修司『書を捨てよ、町へ出よう』より引用
  • 彼女のくところ、常識や現代科学の通じない怪事件がつぎつぎと発生する。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿04 クレオパトラの葬送』より引用
  • 「しかし、弱い性格はおもむくところを知りません」とポワロ氏がいった。 クリスティ/松本恵子訳『アクロイド殺人事件』より引用
  • 一行は日光から松島を見物して、引き返して関西へ赴くところだつた。 牧野信一『南風譜』より引用
  • 本級の存在によりアメリカ海軍艦隊や船団の赴くところほぼ全てで艦載機が存在するということになった。
  • 勿論もちろん勢いのおもむくところは既に明らかであった。 堀田善衞『広場の孤独』より引用
  • そして前にいった二つの意味で神様を畏れつつ運命の赴くところに任せてゆきましょう。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • だから人によって志によって、その赴くところに差別があるということは、かなり必要なことだと思う。 小出楢重『楢重雑筆』より引用
  • 勢いの赴くところ彼らはついに国王を断頭台に送った。 中野好夫/安野光雅編『悪人礼賛 ―中野好夫エッセイ集』より引用
  • 勢いの赴くところ、第一回の捜査の批判へつながって行く。 本田靖春『誘拐』より引用
  • 何にせよ、時世の流れはおもむくところに向うのである。 大佛次郎『赤穂浪士(下) 〓あり』より引用
  • そこでの私の日毎ひごとの仕事といえば何もないのと変わらなかったから、気持の赴くところ、自分がその全体を指揮しなければならぬ事態となった部隊の隊員を把握はあくしたい気持が起こってきていたのは当然と言えようか。 島尾敏雄『魚雷艇学生』より引用
  • いきほひの赴くところ、まことに、やむを得ないものと見えます。 太宰治『右大臣実朝』より引用
  • ヘンリーはそのとき、ジェーン・シーモアと結婚するために館に赴くところだった。
  • 当初はオリジナルエピソードを交えながらも原作通りにストーリーが展開していたが、後半は駆け足気味になり、最終話はロアが最後の戦いへ赴くところで終っている。
  • 勢いの赴くところというべきか。 吉本隆明『悲劇の解読』より引用
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