赤黒い

全て 形容詞
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  • その上、唇の色が何時もよりもっと赤黒くなったように私には思われた。 遠藤周作『月光のドミナ』より引用
  • 赤黒い内臓を食べている猫を追い払ったのは正面の家に住む老人だった。 牧野修『だからドロシー帰っておいで』より引用
  • 私は彼の陽に焼けた顔がすぐに酒で赤黒くなりはじめたのに気づいた。 遠藤周作『月光のドミナ』より引用
  • よくみると体の小さな赤黒い色の虫で、それは初めの虫ではなかった。 蒲 松齢『促織』より引用
  • 夕暮れの中で赤黒く光っていたのは、一方向に流れていく血の筋だった。 鈴木光司『ループ』より引用
  • 何だろう、と思う間もなく、開いた門の隙間から赤黒い炎の影が覗いた。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
  • その言葉をきいた時、私は突然、昨日みた彼の赤黒い唇の色を思いだした。 遠藤周作『月光のドミナ』より引用
  • それは赤黒い、窓の高さほども長さがあるひるに似たようなものだった。 小野不由美『十二国記 魔性の子』より引用
  • 男の顔は赤黒く、日焼けしているのだか汚れているのだか区別がつかない。 牧野修『だからドロシー帰っておいで』より引用
  • けれど、その白い体に一点の赤黒いあとがついていたのを見つけていた。 来楽零『ロミオの災難』より引用
  • 誰かの口が叫び、それほどの時間を置かずに赤黒い光が背後を染め始めた。 福井晴敏『∀ガンダム(下)』より引用
  • 前脚をあげると、その犬にはベットリと例の赤黒いものがついていた。 甲賀三郎『贋紙幣事件』より引用
  • 酒焼けしてただでさえ赤黒い宗仁の顔が、怒りでさらに赤く染まりだす。 西野かつみ『かのこん 第10巻 ~おわりのはじまり~』より引用
  • ところがこの水浴者たちは信じられぬほど灼け、濃い赤黒色をしている。 ディック/仁賀克雄訳『宇宙の操り人形』より引用
  • 赤黒い髪の毛が伸びすぎているので、むしろみにくくなったと思われている。 ルナール/辻昶訳『にんじん』より引用
  • 大きなガラス箱の中に椅子いすがあり、座っている赤黒い人型が見えた。 和田はつ子『虫送り』より引用
  • ぽたぽたと何かがしたたり落ちて、ゆっくりと、床の上を赤黒く染めた。 栗本薫『伊集院大介の追憶』より引用
  • 赤黒く焼けただれたそれは、一本の卒塔婆のようにポツンと立っていた。 新井満『尋ね人の時間』より引用
  • 信一郎は思わず後ろに構えているカメラに目をやり、顔を赤黒くした。 恩田陸『ドミノ』より引用
  • 緑の羽板には赤黒い血が一面にこびりつき、片目はえぐりとられている。 P・J・ファーマー『階層宇宙の創造者』より引用
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