赤く染め

682 の用例 (0.01 秒)
  • 琥珀は頬を赤く染めたまま、何も言わずに俺の行為を受け入れてくれた。 奈須きのこ『月姫 日向の夢(琥珀・トゥルーエンド)』より引用
  • 赤とんぼの群れは風景を赤く染めて、季節が移動するように流れていた。 阿久悠『続・瀬戸内少年野球団紅顔期』より引用
  • 船が九州の南端の沖合を通過したころ、空と海を赤く染めて陽が沈んだ。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(上)』より引用
  • 男の頭のあたりから流れ出た血が床を赤く染めているのが認められた。 深谷忠記『長崎・壱岐殺人ライン』より引用
  • いきなりリーダーの娘はその少女の赤く染めた髪をつかんで引っ張った。 赤川次郎『プロメテウスの乙女』より引用
  • それはわずかに遠い山のいただきや杉のこずえを赤く染めているだけなのだ。 海音寺潮五郎『天と地と(四)』より引用
  • 酒に弱い兄や弟たちは顔を赤く染め、圭一と僧は黙って酒を飲みつづけた。 吉村昭『一家の主』より引用
  • そしてまた変に赤く染められた靄は、その星をいっそう大きく見せていた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 間もなく火はすさまじい勢いで燃えはじめて、付近の林や崖を赤く染めた。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • そうして頬を赤く染め、俺から隠すように両手とも後ろにまわしてしまう。 奈須きのこ『歌月十夜 47 月食』より引用
  • 大気がひんやりし、沈んでゆく夕日が周囲を血のように赤く染めてゆく。 野村美月『文学少女シリーズ06 “文学少女”と月花を孕く水妖』より引用
  • 彼の眼はほの暗い灯で輝き、血は彼の両頬りょうほおに上って、顔を赤く染めていた。 アレクサンドル・デュマ/石川登志夫訳『鉄仮面(下)』より引用
  • 逢魔おうまときと呼ばれる時間帯は、信号待ちをする人々の背を赤く染めている。 桜坂洋『よくわかる現代魔法 第06巻 Firefox!』より引用
  • 首からは血がいきおい良くあふれ、それが彼の周囲を赤くめ広げていた。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス12 ブラック・アラベスク』より引用
  • 眉を赤く染め政府軍と区別したことから赤眉軍と称される。
  • 赤くめた革服かわふくに身を固めた背の高い女が、大股おおまたに小屋に入ってきた。 五代ゆう『〈骨牌使い〉の鏡Ⅰ』より引用
  • 滝川先生は困ったような顔で言いながら、頬のあたりを赤く染めた。 神崎京介『禁忌』より引用
  • 全身の無数の傷から血が流れ 出し、水を赤く染めているのだ。 冴木忍『カイルロッドの苦難 3 愁いは花園の中に』より引用
  • 彼女は若者に恥ずかしそうな流し目をくれると、顔をぽっと赤く染めた。 フーリック/大室幹雄訳『中国鉄釘殺人事件』より引用
  • ルーシーはそれを聞くと、ほんのちょっとの間だが、顔を赤く染めた。 ストーカー/平井呈一訳『吸血鬼ドラキュラ』より引用
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