赤い

全て 形容詞
35,466 の用例 (0.02 秒)
  • それ位の事であんな赤い顔をしたのか、妙な笑ひやうをしてたやないか。 清水紫琴『心の鬼』より引用
  • 顔を赤くして学生服のボタンをはずしたりかけたりしているだけなのだ。 佐左木俊郎『秋草の顆』より引用
  • 赤い苺の実というのは、実は人間の心臓のことだと歌っているのである。 海野十三『恐怖の口笛』より引用
  • 夫婦は睡眠不足で赤く眼を腫らして緊張したようすで動きまわっていた。 久生十蘭『黒い手帳』より引用
  • 例の薄赤い火光も、その眼のような穴から出ている光だったのである。 海野十三『○○獣』より引用
  • 夢を見たとき本当に泣いていたのか、鏡の前に座ると両の目が赤かった。 畠中恵『おまけのこ』より引用
  • ナタアシャは顔を赤くして反射的に編針を持った片手をうち振っていた。 北原白秋『フレップ・トリップ』より引用
  • 何か湖中のある変化から水が一度赤くなった事があったんでしょう。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 停車場の赤い柱の前に立って、電車を待っているうちも、気が気でない。 芥川竜之介『父』より引用
  • あかたま自分じぶんまえになって、ゆきうえをころころところげていきました。 小川未明『白すみれとしいの木』より引用
  • 人の笑うのを見るとけだものが大きな赤い口をあけたよと思っておもしろい。 泉鏡花『化鳥』より引用
  • 角から半町ばかり来ると、そこにも赤く塗った鉄の柱が一本立っていた。 夏目漱石『彼岸過迄』より引用
  • まさか、女中の赤い手を見たのが原因だったとは、気づく筈もなかった。 織田作之助『青春の逆説』より引用
  • はじめのおかみさんのは、のようにあかく、ゆきのようにしろおとこでした。 中島孤島『杜松の樹』より引用
  • あかはなあおはなや、しろい、いいにおいのするはながたくさんいていました。 小川未明『花とあかり』より引用
  • あとから思い出しても顔が赤くなるくらいイライラさせられたのであった。 夢野久作『暗黒公使』より引用
  • 流れつつ亀裂が何重にも複雑に走り、赤いマグマが闇を走るのが見えた。 片岡義男『波乗りの島』より引用
  • 見たいという欲求をおさえきれず、俺は目を開けて赤き光の正体を知った。 谷川流『涼宮ハルヒの陰謀』より引用
  • 濃厚に化粧をした顔のように素顔も見えてほの赤くにおわしいのである。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 少女は心持ち顔を赤くしたようであったが、振り払おうともしなかった。 田中貢太郎『緑衣人伝』より引用
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