貸し

全て 動詞 名詞
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  • その絵はその後誰に貸したものか貸し忘れて残っていないのは残念です。 上村松園『昔のことなど』より引用
  • ここは元々は軍の施設、それを武装警察部隊に貸してやっているだけや。 吾妻博勝『新宿歌舞伎町 マフィアの棲む街』より引用
  • 先生もその時までは普通の聖書と思って何の気もなくお貸しになった。 夢野久作『悪魔祈祷書』より引用
  • これはずっと後の事であるが金を三円ばかり貸してくれた事さえある。 夏目漱石『坊っちゃん』より引用
  • 借りたいわけを話したら、かえって貸してくれないかもしれないからな。 光瀬龍『明日への追跡』より引用
  • 今の主人の親父さんの代からの縁で、ずっとうちが貸してるんだけどね。 乃南アサ『暗鬼』より引用
  • 明日の朝までとお言いだから貸してやッたら、それッきり返さないのさ。 広津柳浪『今戸心中』より引用
  • もし先生が芸術家だつたら、先生の言ひなり放題にお金を貸してあげる? 坂口安吾『女体』より引用
  • 近代の芸術家のことを言われると、耳を貸しもしないで他のことを話した。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 造ったばかりのコートを貸してやった女は、とうとう帰って来なかった。 林芙美子『放浪記(初出)』より引用
  • 私はすっかり同情してしまって、その子に一円のお金を貸してやった。 渡辺温『嘘』より引用
  • お母さんは八百屋が貸してくれたと云って大きなキャベツを買って来た。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • なるほどぼんやり耳を貸していると、ああ云う風にも聞えないことはない。 芥川竜之介『お時儀』より引用
  • 京橋の方に地所をもち貸しビルを持っているので、大変におかねもちだ。 石川達三『充たされた生活』より引用
  • 中村に何か旅で読む物はないかッて、聞いたら、これを貸してくれました。 島崎藤村『家』より引用
  • 消防士が手を貸して、わたしたちを脱出ばしごのそばの台に乗せてくれた。 イネス/皆藤幸蔵訳『銀塊の海』より引用
  • これらとともに戦争は生れ 二つの金属はこれに武器を貸し与えぬ。 寺田寅彦『宇宙の始まり』より引用
  • 近頃ぢや、仲間の連中に五十銭一円と日歩の金を貸し附けてゐるんだぜ。 三好十郎『地熱』より引用
  • それに、小さなことでも貸しをつくっておくほうがよいかもしれない。 田中芳樹『銀河英雄伝説 05 風雲篇』より引用
  • それを弟に貸し与えると、彼の手にのこるのはたった百五十円にすぎない。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
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