謂う

全て 動詞
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  • この珍らしい立派な鳥が二羽も并でいるのが今日謂うところの友である。 新渡戸稲造『イエスキリストの友誼』より引用
  • あなたからしか謂わばあなたの体のリアリティーは知ることが出来ない。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 社大党はこの根本的な必要について言を左右にすべき謂われは全くない筈だ。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • 漢学者の謂う酔生夢死というような生涯を送ってしまうのが残念である。 森鴎外『山椒大夫・高瀬舟』より引用
  • 他人を欺いてはならない、戦いの際もこの心得を守るべきであると謂う。
  • なぜなら彼の場合に相手はわば運命といったものを指していたから。 福永武彦『廃市・飛ぶ男』より引用
  • 眼ほど謂わば宇宙的な部分は人間の体のどの部分にもないと思う。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • わたしは自分の隅としてそこを愛し、謂わばその隅で生長したのであった。 宮本百合子『女の学校』より引用
  • わば人工的な眠りの表情、人工的な美しさといったようなものを。 福永武彦『風土』より引用
  • この船舞台に出るというのは、わば町の人にとっての最高の名誉なんですの。 福永武彦『廃市・飛ぶ男』より引用
  • 謂わば、現代の日本文学は、急に途中から始まったという感じがする。 福永武彦『第五随筆集 書物の心』より引用
  • 生れた家というものは、謂わば身体の一部みたいなものだからなあ。 福永武彦『海市』より引用
  • 工場長は僕たち一家のため、わば水いらずの晩餐会ばんさんかいを設けてくれたのだ。 井伏鱒二『黒い雨』より引用
  • 驚いて大声を出したら、それきり飛出して戻って来なかったとも謂う。 柳田国男『どら猫観察記』より引用
  • 私の心配と云うのも謂わばそのようなことが主なのですから。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 謂わばそこに、或る共通社会に働いていた想像力の源泉を見ることが出来る。 福永武彦『第五随筆集 書物の心』より引用
  • 悪いことはいませんや、お前さんのおためにその方がかろうと思うからね。 泉鏡花『三枚続』より引用
  • これ以て右の推測に一層の確実性を添加したものと謂わねばならぬ。 喜田貞吉『奥羽地方のシシ踊りと鹿供養』より引用
  • 会社の方には殆んど仕事らしいものもなく、出勤時間も謂わば自由でした。 豊島与志雄『白蛾』より引用
  • 中世の相撲すもうの用語として、「手をこふ」とったのはいどむことであった。 柳田国男『木綿以前の事』より引用
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