諸に

全て 副詞
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  • 東京は海岸部にあるが故に海水面上昇の影響を諸に受けてしまっている。
  • と尋ねて、一寸そこへ来て立った高瀬と一諸に汽車を待つ客の側に腰掛けた。 島崎藤村『岩石の間』より引用
  • ロイゼルは仕方なく後について、間もなく二人は一諸になって馬車を探し始めた。 モーパッサン・ギ・ド『頸飾り』より引用
  • 顔面のもろくだけたのは、神も夫人の心根こころねあわれみ給いてのことでしょう。 海野十三『赤外線男』より引用
  • 農村地域を走る小さな鉄道のため、農繁期など季節の影響を諸に受ける鉄道であった。
  • さあ大変だあたし字なんか書けないわとひなげしどもがみんな一諸いっしょに思ったとき悪魔のお医者はもう持って来たかばんから印刷にした証書を沢山出しました。 宮沢賢治『ひのきとひなげし』より引用
  • 緒雪が諸になっているとか雪が雷や電になっていたりする話は、以前どこかのあとがきにも書きましたが、その後もいろいろ面白い誤字があったので発表しちゃいます。 今野緒雪『マリア様がみてる 22 未来の白地図』より引用
  • 君と一諸に行きたいんだぞ。 宮沢賢治『〔蒼冷と純黒〕』より引用
  • 馬の前脚をもろに立てて、茅野雄をその馬の脚のもとに、乗り潰そうと正面から、逼って来た一騎の郷民があった。 国枝史郎『生死卍巴』より引用
  • グレーと私とは、上官たちの相談しているのが聞えないようにと、丸太小屋のずっと端の方に一諸に坐っていたが、グレーは、医師が出て行ったのにまったく呆気あっけに取られて、パイプを口から取り出したまま、それをまた口にくわえるのもすっかり忘れたほどだった。 スティーブンソン・ロバート・ルイス『宝島』より引用
  • と金剛力を出して一振ひとふりすると恐ろしい力、鳥居は笠木かさぎ一文字いちもんじもろにドンと落ちた。 鈴木行三『真景累ヶ淵』より引用
  • 士族地の墓地まで、しとしとと降る雨の中を高瀬は他の同僚と一諸に見送りに行った。 島崎藤村『岩石の間』より引用
  • いや、俺あやっと、この人ば上野の駅でみつけてな、そいで、こっちへ一諸に逃げて連れて来る気で、切符も手に入ったども、そこへまた、えらあ空襲でな。 三好十郎『樹氷』より引用
  • わけても陰鬱になったのは、宮川茅野雄その人であって、ある日人目を避けながら、森林の中を浪江と一諸に、話をしながら歩いていた。 国枝史郎『生死卍巴』より引用
  • あおりをくった岡崎兵衛、もろに手を突いて地面をなめた。 林不忘『丹下左膳』より引用
  • この時早く、芹沢とお梅との寝ていたところの屏風はもろに押し倒されて、三人の黒装束はそれにのしかかると見れば、屏風の上から蜂の巣のように、続けざまに下なる芹沢めがけてつかこぶしも通れ通れと突き立てる。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 高瀬は子安を待合せて、一諸に塾の方へ歩いた。 島崎藤村『岩石の間』より引用
  • 一諸に来ていただけますね、司祭さま。 ガボリオ/松村喜雄訳『ルコック探偵(下)』より引用

諸に の使われ方