誠に結構

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  • 石橋いしばしをたたいて五十年無事に世を渡り得しものは誠に結構と申すの外なし。 永井荷風『矢はずぐさ』より引用
  • これについて私の思うところを言うことにすると、誠に結構なことであると思う。 スティーブンソン・ロバート・ルイス『宝島』より引用
  • シナの国には誠に結構なところもあるけれども、わたくしの気には入らなかった。 バットゥータ/前嶋信次訳『三大陸周遊記』より引用
  • 誠に結構なことで、今までこうした施設に気づかなかったことが寧ろ変だったと云いたい位いである。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • すなわち文化の恩沢でありまして誠に結構なことであります。 岡本かの子『仏教人生読本』より引用
  • あなたのようなよい人を得たのは誠に結構だ。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 取れたら取れたで誠に結構であるが、それは僥倖と考へねばなるまい。 岸田国士『新劇の始末』より引用
  • この玉治別たまはるわけまこと結構けつこうかみ守護しゆごして御座ござるぞよ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 21 20080623』より引用
  • 消極的信仰上偶然の善事とはいいながら誠に結構けっこうな事です。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 科学の通俗化という事の奨励されるのは誠に結構な事であるが、こういうふうに堕落してまで通俗化されなければならないだろうかと思ってみた。 寺田寅彦『断水の日』より引用
  • この大本おほもとまこと結構けつこうところおそろしいところであるぞよ。 出口王仁三郎『伊都能売神諭 is 20060409』より引用
  • あなたのような好い人を得たのは誠に結構だ。 河口慧海『チベット旅行記(下)』より引用
  • 消極的信仰上、偶然の善事とはいいながら、誠に結構なことです。 河口慧海『チベット旅行記(下)』より引用
  • これも一段の進歩で誠に結構な事ですが貯蓄とは何でも金をめる事だと心得て三度食う飯を二度にしても金を溜めろという風に説くものがあります。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • 人を殺すことを大根を切るように思うて居る人間が仏法のありがたさに感じて共に苦行くぎょうをしたいというのは誠に結構な事であると、私も彼らが涙をこぼすと共に喜びの涙を溢しました。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 目的の為には手段を選ばぬやり方、如何なる方法ででも阻止しようとする考え方、それは意地としては誠に結構な事であるが、万人に向っては通用するものでは無さそうだ。 松下竜一『砦に拠る』より引用
  • ちょっと考えると誠に結構な運動のようであるが、この運動は一時多少景気づいたけれども、間もなくたれてしまって、今日このごろでは茶代廃止旅館などという看板を出しておく宿屋はほとんどなくなった。 原勝郎『東山時代における一縉紳の生活』より引用
  • 提出を控えるだけならば誠に結構であるが、論文を書くまでに必要な肝心の研究を見合せて転向を想うようになる人の数が幾分でも多くなって来るのであったら、これは少し考えものではないか。 寺田寅彦『学位について』より引用
  • これは誠に結構なことであります。 岡本かの子『仏教人生読本』より引用
  • 同じ訳で人のためにも千円の働きができれば、己のために千円使うことができるのだから誠に結構なことで、諸君もなるべく精出せいだして人のためにお働きになればなるほど、自分にもますます贅沢ぜいたくのできる余裕を御作りになると変りはないから、なるべく人のために働く分別をなさるが宜しかろうと思う。 夏目漱石『道楽と職業』より引用
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誠に結構 の使われ方