誠に申訳

9 の用例 (0.00 秒)
  • そしてニホンの過渡期の楽界はよし知らず知らずにしても、なおそれに対して誠に申訳のない事をしたとわびなければならぬ。 兼常清佐『久野女史をいたむ』より引用
  • 名作をただ幼年向きに書き直したばかりで、心中誠に申訳ない気がするのであります。 坪田譲治『日本むかしばなし集 1』より引用
  • ついに不徳のため海軍はもとより全国民に絶大の期待をかけられたる本艦を失ふこと誠に申訳なし。 吉村昭『戦艦武蔵』より引用
  • 今度の本が売れなければ、私の責任で、今度の仕事に御好意をよせて頂いた大兄や小林さんに誠に申訳なく思います。 池田弥三郎『手紙のたのしみ』より引用
  • お吉の言ふ所では、迎への人が今朝着いたといふ事で、昨日上げた許りなのに誠に申訳がないけれど、これから直ぐお定を帰してやつて呉れと、言葉滑らかに願つてゐた。 石川啄木『天鵞絨』より引用
  • 今日は既に記憶力が甚だしく衰え且つドイツ語の読書力がほとんどゼロとなって、一生私の義務を果しかねると考えられ、誠に申訳のない次第である。 石原莞爾『戦争史大観』より引用
  • 陛下の赤子せきし多数を失なったことを、誠に申訳なく思う。 角田房子『一死、大罪を謝す』より引用
  • 誠に申訳無き次第とす。 辺見じゅん『完本 男たちの大和(上)』より引用
  • 誠に申訳がない。 岸田国士『雅俗貧困譜』より引用