誠に御

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  • それはまことまこと御結構ごけつこうとはふものの行先ゆくさきが、わたしあんじられてなりませぬ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 58 20080623』より引用
  • 只今は誠に御魚の少い時ですから、この鰈はめずらしゅう御座いますよ。 島崎藤村『刺繍』より引用
  • 私としては誠に御申訳ないと自責しているのである。 石原莞爾『戦争史大観』より引用
  • さっき牧君の紹介があったように夏目君の講演はその文章のごとく時とすると門口から玄関へ行くまでにうんざりする事があるそうで誠に御気の毒の話だが、なるほどやってみるとその通り、これでようやく玄関まで着きましたから思いきって本当の定義に移りましょう。 夏目漱石『現代日本の開化』より引用
  • この二つの疑問や反駁は詰るところ同じ意味で、誠に御尤ごもっとも至極な理屈と申し上げなければなりませぬ。 夢野久作『鼻の表現』より引用
  • と申しますのは、大殿様とは御違いになって、あめしたの色ごのみなどと云う御綽名おんあだなこそ、御受けになりましたが、誠に御無事な御生涯で、その外には何一つ、人口に膾炙かいしやするような御逸事と申すものも、なかったからでございます。 芥川龍之介『羅生門・鼻』より引用
  • と申しますのは、大殿様とは御違いになって、あめしたの色ごのみなどと云う御渾名おんあだなこそ、御受けになりましたが、誠に御無事な御生涯で、そのほかには何一つ、人口に膾炙かいしゃするような御逸事と申すものも、なかったからでございます。 芥川竜之介『邪宗門』より引用
  • ヘーまこと御都合ごつがふ御悪おわる御座ございませうが、成行なりゆきだとあきらめて、御勘弁下ごかんべんくださいませ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 34 20080623』より引用
  • 此頃このごろは皆さんに読んで戴いて誠に御迷惑をかけますが、私はうして、皆さんのお書きなすつた物を拝見して、迷惑処か、こんな結構なものはないと思ふんです。 泉鏡花『いろ扱ひ』より引用
  • 誠に御丹念な次第であります。 尾崎放哉『入庵雑記』より引用
  • 誠に御懇志かたじけのうこそ候え、明朝参りて御礼を申そうず、というのであった。 幸田露伴『蒲生氏郷』より引用
  • とこう決心しますと、もう矢もたてもたまらず、直ちに大島氏の家に行って、右の趣を述べ、大島老人は物の能く分る人ゆえ、引き留めもせず、誠に御尤ごもっともだといって機嫌きげんよく暇をもらい、家に帰って小刀をぎはじめたことであった。 高村光雲『幕末維新懐古談』より引用
  • 誠に御不沙汰ごぶさたいたします。 小金井喜美子『鴎外の思い出』より引用