誘うもの

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  • それは僕がまだ一度も触れたことのない心の領域へと僕を誘うものだった。 尾崎豊『黄昏ゆく街で』より引用
  • おぞましいイメージにはちがいないのだが、たしかに私を誘うものがある。 阿刀田高『異形の地図』より引用
  • そのことからこの学者の態度も私たちの共感を誘うものである。 宮本百合子『科学の常識のため』より引用
  • あんまりしつこく誘うものだから、ついその気になってたずねてみた。 阿刀田高『待っている男』より引用
  • いずれにしろ、ここには、おれたち東北の人間を感傷に誘うものがあるんだよ。 西村京太郎『終着駅殺人事件』より引用
  • 表情の変化にとぼしいということは、かえって無気味さを誘うものである。 横溝正史『金田一耕助ファイル13 三つ首塔 v0.9』より引用
  • 政界へ誘うものも多かったが、かれは政治に興味をしめさなかった。 横溝正史『金田一耕助ファイル17 仮面舞踏会』より引用
  • いつの場合でも霊柩車というものはひとの感傷を誘うものである。 横溝正史『夜の黒豹』より引用
  • それに不思議はなかったが、遺族の参列には、改めて涙を誘うものがあった。 和田利夫『昭和文芸院瑣末記』より引用
  • 夢中で話す彼の言葉には、何か哀れさを誘うものがあった。 フィッツジェラルド/佐藤亮一訳『華麗なるギャツビー』より引用
  • 万一、だれでもこのように感じるとすれば、この世に音楽ほど人の心を恋愛にいざなうものはない。 スタンダール/白井浩司訳『恋愛論』より引用
  • 恐怖を誘うものは自分の病んだ心の中にこそある。 小池真理子『墓地を見おろす家』より引用
  • ハリーは、これほど哀れを誘うものを見たことがなかった。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 07 ハリー・ポッターと死の秘宝 (暫定訳)』より引用
  • 彼の熱中ぶりには、何かしらあわれを誘うものがあった。 フィッツジェラルド/大貫三郎訳『華麗なるギャツビー』より引用
  • といって、〝光〟に進んだ歴史がかならずしも人間を理想世界に誘うものではない。 荒俣宏『別世界通信』より引用
  • この舞は現今でも必ず東京の観客の涙を誘うものである。 村岡博『茶の本』より引用
  • 娘が美しいのは、父親の狼狽ろうばいを誘うものなのだろうか。 阿刀田高『花の図鑑(下)』より引用
  • 彼女の純粋な感情は無償の涙を誘うものだった。 尾崎豊『黄昏ゆく街で』より引用
  • 笑いを誘うもの、つまり滑稽の著しい特徴をあげますと、大体次の二つです。 岸田国士『笑について』より引用
  • その清楚な美しさは見る者に感動にも似た敬慕を誘うものであったが錬金術師には通用しないようであった。 伏見健二『サイレンの哀歌が聞こえる』より引用
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誘うもの の使われ方