詫び

全て 動詞 名詞
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  • 私は母の墓に手を合わせて、この歳になるまでこられなかった詫びをした。 高橋克彦『前世の記憶』より引用
  • それを知っている春子は、子供に詫びたい気持であるにちがいなかった。 吉村昭『一家の主』より引用
  • 彼が思わずびたのは、彼女があまりにも悄然しょうぜんとして見えたからだった。 小野不由美『十二国記 魔性の子』より引用
  • 僕はそう決めて、いま一度長く休んだことを詫びてから、電話を切った。 渡辺淳一『シャトウ ルージュ』より引用
  • しかし彼はふり返って詫びをいうこともせず、いっさんに駈けだした。 フレドリック・ブラウン『発狂した宇宙』より引用
  • 林が私のために、やしきの奥さんにびてくれてから、私は林が好きになった。 徳永直『こんにゃく売り』より引用
  • 詫びないではいられないのは、この居た堪れない想いから逃げるためだ。 同人『十二国記』より引用
  • 栄之丞はここでも主人にむかって遅刻の詫びをしなければならなかった。 岡本綺堂『籠釣瓶』より引用
  • 彼は急に話をやめ口ごもりながら、自分の饒舌の詫びをいふのであつた。 島木健作『盲目』より引用
  • 藩に帰る準備があるので会って話す時間がないことを詫びていた。 冲方丁『光圀伝』より引用
  • もっとも船頭が言っているのは、口で済む詫びでないかも知れなかった。 藤沢周平『回天の門』より引用
  • その詫びの印にお前の弟の友次郎へ私たちの財産の半分を残しておく。 夢野久作『冥土行進曲』より引用
  • その手紙には磯野から折れてこの間のことを詫びた文句などが書いてあった。 徳田秋声『足迹』より引用
  • 詫びに行ったのではなくて、事実の調査に行ったという言い分は面白いな。 坂口安吾『安吾人生案内』より引用
  • びと言っちゃなんだが、大銀貨一枚以内で、そこいらから選んでくれ。 海原育人『ドラゴンキラーいっぱいあります (shift JIS)』より引用
  • お角は当惑してしまったから、お絹に向って自分のそそうを詫びました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 朝早く騒がせてしまったことを恵里に詫び、僕たちは森澤家を後にした。 三雲岳斗『少女ノイズ (光文社単行本)』より引用
  • 客には事情を話して改めて来るようにとびて帰ってもらった。 泡坂妻夫『蔭桔梗』より引用
  • 母が、法子の両親に必死にびているのが、廊下ろうかかられ聞こえて来る。 赤川次郎『おやすみ、テディ・ベア 下』より引用
  • 女は前とは打って変わって恐縮の体で、実は相手を間違えたのだとびた。 菊地秀行『幽剣抄』より引用
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