訪ねて行つた

17 の例文 (0.00 秒)
  • 教へられた不良少年を京都の端へ訪ねて行つたが徒労であつた。 ...
  • そのうち訪ねて行つた時の姿を見てくんねえ。 ...
  • 最上へ訪ねて行つた父親は、信太荘司によく似て居るではないか。 ...
  • このことも、犀星を、私が一人の学校生徒として訪ねて行つた因縁のうちになにがしあつたろうと思う。 ...
  • 自分はそれを見ながら、これまでに訪ねて行つた數人の女たちがMさんの事を語る語り方が、それぞれに違つていたのを思い出していた。 ...
  • どうもこれは、今迄自分が訪ねて行つた女たちが全部と言つてよい位に貧しくつつましい生活をしていたのが、いつの間にか、あとも全部似たような人たちだろうと思うようになつていたためか。 ...
  • 始めてT君が彼女を以前の家に訪ねて行つた時分の淋しい枯々な町のさまが、自分の心に浮んだ。 ...
  • 彼女が訪ねて行つた四谷の伯母の如きは、玄関口で彼女に向つて食塩を撒いた程だつた。 ...
  • 最初に訪ねて行つた家で逢ふことの出來た青年のSは、この夏父に死別して一家を双肩にになふことになつたばかりの人だ。 ...
  • そして木村重吉が、卓一の生活に首を突き入れはじめたのは、由子が越後新報へ卓一を訪ねて行つた時からだつた。 ...
  • その後ルリは君んところに行つたかと聞くと、「いいえ」と言うから、これこれで、實は今日Nのスタジオに訪ねて行つたが不在。 ...
  • 時々順吉は訪ねて行つた、おちかは勝手口から上げ、臺所の隣の二疊に通じ、主人からの貰ひもので今日の日のためにしまつておいたらしいその頃はまだ珍らしかつた洋菓子などを取り出して來るのであつた。 ...
  • レオン・ピエル・カン等の著書によると、プルウストは若い頃しばしばアナトオル・フランスのところへ訪ねて行つたらしい。 ...
  • いつだつたか、謙道師は大本教の教祖出口お直婆さんの評判が余り喧しいので、つい会つてみたく、わざわざ安国寺から綾部の大本教本部まで訪ねて行つた事があつた。 ...
  • 自分が最初に訪ねて行つた時は、正午近くだつたが、アパートには不在のため、隣室の人にたずねると、託兒所だろうという事で、そちらへ行くと、なるほど幼稚園のカンバンはかかつているが、古板や燒けトタンを寄せ集めて立てたヨロヨロのバラックなり。 ...
  • 横川町の伊豆屋は、かなりの呉服問屋で、主人の勘六は六十近い年輩、その伜は二十五、六の働き者で、嫁のお菊といふのは二十二、平次が訪ねて行つた時は、まだ奧に寢かしてありました。 ...