言霊
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名詞
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そのため、祝詞を奏上する時には絶対に誤読がないように注意された。今日にも残る結婚式などでの忌み言葉も言霊の思想に基づくものである。日本は言魂の力によって幸せがもたらされる国「言霊の幸ふ国」とされた。
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多分、東京でインタビューしたら、彼女が発する言葉はかなり違っていたものになっただろう。その土地にはやはり、その土地のみが持つ言霊というものがあるのだ。冬木あづさは、将来はAVのプロダクションを広島で開きたい、と言う。
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呪詞が断片化した諺にも、又叙事詩の一部分なる「歌」にも、言霊がは入つてゐると信じたのである。つまり、完結した意味をもつた文章でなければ、言霊はないことになる。尠くとも日本人と一つ系統から分岐した沖縄人は、国王に物を教へなかつた。
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もし言霊でも打出し居つたら駕籠の扉をパツと開き、槍で殺すが何うだ。コレでも言霊を発射するかと両人の胸元へ突きつけるのだ。
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ここに稚桜姫命はおほいに驚き、ひそかに言霊姫にその手紙を示された。
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ごし、ごし、ごし、ごし。どうでもいい事だが、言霊というのは本当にあるのかも知れない。
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加賀美響は造魔側の魔界魔道士科に通う少女である。みかるの友人であり、瞬間移動する能力や他人を言霊で操る能力を持つ。響は言霊の能力を上手く制御出来ないため、失言しないように人とあまり話さないことを心掛けていた。
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客観性と普遍性が全ての男の世界と対をなすものである。即ち、聞得大君が霊力を使って降ろした言霊が現れたことに価値がある。大意はあるがひとつひとつの意味を汲み取るものではなく、楽器の音色を愛でる感覚に近い。
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その脳は、年齢とともに、他の臓器と同じように変化する。同じ名前だから同じ人だと思っているのはいわば「言霊」時代の信仰であろう。伝統にはありがたいものもあるが、迷信というのもある。
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言葉と言葉とが集団して一つの有機物になつて居る文章といふものを、彼の疲れた心身は読むことが出来なくなつて居たけれども、その代りには、一つ一つの言葉に就てはいろいろな空想を喚び起すことが出来た。それの霊を、所謂言霊をありありと見るやうにさへ思ふこともあつた。その時、言葉といふものが彼には言ひ知れない不思議なものに思へた。
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併し、我々の見るところでは、さうした学者の誤解が、ずつと後になつて、起つて来たのだと思ひます。言霊の幸ふと言つたのと殆ど、同じ時代に、色々の言葉が出てをります。まあ、万葉集を中心として、まう少し古いものは、古事記・日本紀などゝ言ふ書物に、遺つてをります。
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言霊とは、一般的には日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のこと。
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おそらく、ない。前の戦いでは『剣』の言霊を武器にして戦ったが、ここで同じ真似はできない。
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争いを嫌うみかるに触発され、清春と響はジャスナスを中止する方法を考える。響は大勢の学生に言霊を使うことでジャスナスを中止させる案を思い付く。清春達は大勢の学生を一度に集める方策として、ジャスナスの前日にミュージカルを上演することを決める。
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本項では、他の作品には見られない奇抜なシステムである「言霊システム」の解説を行う。この作品の最も特徴的な要素がこの言霊システムである。言霊とは、あらゆる言葉に宿っている精霊の力を呪文として用いるものであり、「プレイヤーが魔法を作り出す」という画期的かつ斬新なアイディアが盛り込まれている。
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爾来、日本の言語論は、「言霊音義解」式の、一つ一つの音に、言霊があって、それぞれ一つ一つの意味をもっていると云うのである。言霊さきはっているから、文字や符牒がいらぬのだと云うのかも知れない。誰だって、こんなに云われると、暇を見つけて、恐る恐る、その冒険に出かけて見たくなるのである。
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すると、歌を歌っているなぎさや紫音たちだけでなく、同じ気持ちで集まっていた者たちからも沢山の「コトダマ」が現れる。それは誰もが目に見ることのできる確かな「コトダマ」であった。町の空を埋め尽くさんばかりの「コトダマ」が朱音の心に触れ、朱音を12年間にわたる昏睡状態から解き放ち、遂に目覚めさせる。
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