言つて見れば

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  • ざつとした考へで言つて見れば、事件はなんの痕跡をも留めてゐない。 ...
  • 言つて見れば己といふことはなんにもならない。 ...
  • 言つて見れば、詩人としての杜子美は大きな現實主義者である。 ...
  • 言つて見れば、己といふものは或る事物の、昔あつた湊合の繰り返しに過ぎない。 ...
  • 第二の召使 俺もさう思つてゐた、本当だよ、言つて見れば、唯者ではないといふ事になる。 ...
  • 言つて見れば、この海岸に連なり續く岩壁は、大陸に面して立つ一大城廓に似てゐる。 ...
  • 言つて見れば、ずつと低いものではあるが、自分の立派な地位から、相当の軽い扱をせずに、親切にして遣るといふやうな風である。 ...
  • まあ言つて見れば、あなた方の舞踏会に似たやうなものではあるが、さうかといつて、まるきり同じものだとも申しかねる。 ...
  • 言つて見れば、「いゝえ、別になんにも考へてはゐませんでした」なんぞと云ふだらうと思つたのである。 ...
  • 言つて見れば、それはさかんな綜合力だ。 ...
  • 元來物の性質から言つて見れば外國の Orthographie と我が假名遣とは同一なものである、同一に考へて差支ないやうに信じます。 ...
  • 言つて見れば赤の他人だ。 ...
  • その渦巻がいつも見るのとはまるで違つてゐて、言つて見れば、そのときの渦巻と今日の渦巻との比例は、今日の渦巻と水車の輪に水を引く為めに掘つた水溜との比例位なものでございます。 ...
  • 俳人としての知十君は言つて見れば俳諧の暖簾をうけ繼いだ六代目にも七代目にも、あるひはもつと後の代にも當る人で、初代の芭蕉もしくはそこから分れて江戸座の一風を成した其角なぞが出發當時の苦勞はせずに濟んだかと思ふ。 ...
  • シェイクスピアには、なるほど、多少いゝところもあるけれども、概していふと、趣味が下劣で、野蛮で、一口に言つて見れば、気狂ひが酔つぱらつてるやうなもんだ、云々。 ...
  • 言つて見れば、山家での朝の草刈りも、青草を見かける頃から、九月、十月の霜をつかむまで、毎朝二度づゝは刈り、晝は人並に農業を勤め、晩は泊り客を第一にした。 ...