触れる

全て 動詞
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  • 世界が矛盾的自己同一的に絶対に触れるということがなければならない。 西田幾多郎『絶対矛盾的自己同一』より引用
  • お前の汚れた手の指は、僕の身体に一本でも触れることはできないのだ。 原口統三『二十歳のエチュード』より引用
  • 二度とその肉体に触れることができないという悲しみがもたらしている。 鈴木光司『らせん』より引用
  • あんなのは誰の眼にも触れることで、ロシア式といってもいいくらいだ。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • 皮膚へ触れる面積や速さから相手の中にあるおそれが見えることもあった。 乙一『さみしさの周波数』より引用
  • あたかも手に触れる物をすべて黄金になすすべを知ってるかのようだった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • おそらく、少しでも多く遠い昔の生活に触れるためであったと思われる。 三浦綾子『細川ガラシャ夫人』より引用
  • 宿を出た三人は、途中その問題に触れることなしに、別れたのであった。 徳田秋声『爛』より引用
  • 参木はしばらくじっとしたまま、空気に触れる皮膚に意識を集めていた。 横光利一『上海』より引用
  • だれかの純な夢に触れるとき、いつだってこういう気持ちになってきた。 入間人間『電波女と青春男 第05巻』より引用
  • かれらが手を伸ばせば八人目の男のからだに触れることが出来るのである。 ビアス・アンブローズ『世界怪談名作集』より引用
  • 私の話が、内藤の内部のどこかに微かに触れることがあったようなのだ。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • 鼻の先が触れるほどに近づけ、端から端に何度も視線をわせていった。 鈴木光司『らせん』より引用
  • 手を伸ばしても白いけむりに触れるばかりで、どこまでいっても先がない。 喬林知『今日からマ王 第06巻 「きっとマのつく陽が昇る!」』より引用
  • その点において永遠性と普遍性を帯びて万人の心に触れるはずである。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • もし君にそれだけの価値がなかったらピアノに手を触れることを禁ずるよ。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • そして、私の手か頭かに、セコンドメイトの手の触れるのを待っていた。 葉山嘉樹『浚渫船』より引用
  • 少女は話が父のことに触れると、急に父のことが不安になったらしかった。 新田次郎『昭和新山』より引用
  • 手を触れることができるだけに、いっそうそっとしておくべきである。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 彼はほんの一瞬間、乾いた彼の唇の上へこの蝶のつばさの触れるのを感じた。 芥川竜之介『或阿呆の一生』より引用
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