覡卜
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名詞
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仮令数ありとするも、測り難きは数なり。測り難きの数を畏れて、巫覡卜相の徒の前に首を俯せんよりは、知る可きの道に従いて、古聖前賢の教の下に心を安くせんには如かじ。かつや人の常情、敗れたる者は天の命を称して歎じ、成れる者は己の力を説きて誇る。
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上に擧げた寡婦の場合の如きに當つては、先づ普通の婦人であれば、縮み萎える氣が生じて、身體も衰へ、才能も鈍り、祥星頭上を照らさざる限りは、次第に悲境に陷るので有る。又或は凝る氣を生じて、神とか佛とか基督とか、或は其より下つて牛鬼蛇神の類の如きもの、巫覡卜筮方鑑の道、其の樣なことに心を委ぬるやうになるのもある。併し又張る氣を生じて、今までは夫の存在に因つて我知らず弛みきつて居た氣を張り、衣服裝飾より飮食の末までを改め更め、必死になつて家を保ち、兒を養はんとするものも有るのである。
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