覗き

全て 動詞 名詞
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  • 町を歩いて店をのぞきますと、他の国には見かけないものが二つあります。 柳宗悦『手仕事の日本』より引用
  • こんどもそうしようと思い、お綱は自分の胸のなかをじっとのぞきこんだ。 多島斗志之『追憶列車』より引用
  • 何んでしょうと伝六覗きに行こうとするのを右門はそのまま先に行く。 山中貞雄『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』より引用
  • 彼女は鳥籠を縁先に吊し何か口の中で歌ひながらそれを覗き込んでゐた。 十一谷義三郎『静物』より引用
  • ドアは彼の手でゆっくりと内側へ開き、彼は室内を覗き込んで何かを言った。 ディケンズ・チャールズ『二都物語』より引用
  • と、其処にも男湯の方を覗き込んでいる近所の若衆が二三人立っていた。 海野十三『電気風呂の怪死事件』より引用
  • そしてのぞき込んだ彼の眼に映ったものは意外にも職工頭の山田の顔だった。 吉田甲子太郎『秋空晴れて』より引用
  • その声に喫驚びっくりして眼を挙げると、お清がすぐ側に坐って覗き込んでいた。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • のぞきこんでいる人々のひたいには、油汗あぶらあせたまのように浮かび上ってきました。 海野十三『崩れる鬼影』より引用
  • ある時学校の帰りに、彼は一といっしょに大きな深い穴をのぞき込んだ。 夏目漱石『明暗』より引用
  • 馳足かけあしで絶壁のはじまで来て、急に底の見えない谷をのぞき込んだ人のように。 夏目漱石『こころ』より引用
  • それからお室の中を覗きますと、寝床の中に若旦那のお姿が見えません。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 城太郎は、武蔵の顔を覗き上げて、その顔いろを読むようにまた訊いた。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 逆向きなのは、枕もとからこちらをのぞき込んでいるからだ、とわかった。 吉村達也『ついてくる』より引用
  • 彼女は足音を忍ばせてドアの前に行き、思い切って覗き穴から外を見る。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • シャリーが女戦士の血の気のない顔をのぞきこんで、額に軽く手を当てた。 水野良『ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)』より引用
  • 余の側の手代らしい男が覗き込んで上の段だけが道中に出るのだといつた。 長塚節『菜の花』より引用
  • と、またおびやかすように力強い声でじっと吉田の顔を覗き込んだのだった。 梶井基次郎『のんきな患者』より引用
  • 彼女はなにかを期待するように、ひとみをきらきらさせて彼の顔をのぞきこんだ。 賀東招二『フルメタル・パニック!短編集06 あてにならない六法全書?』より引用
  • すると、しばらくしてから、火を消した家の中の覗き口がかすかに開いた。 横光利一『上海』より引用
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