見返し

全て 動詞 名詞
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  • 夢のノートを見返してみても過去の記録としての夢を見たケースが多い。 阿刀田高『まじめ半分』より引用
  • 周平が黙ってその顔を見ると、彼女も笑みを含んだ眼付で見返してきた。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • そして、ある日とうとう彼女は彼の視線を感じて、彼のほうを見返した。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(3部)』より引用
  • ぼーさんのほうを見返した漆黒しっこくの眼を見てあたしは妙に感動してしまった。 小野不由美『悪霊シリーズ 6 悪霊とよばないで』より引用
  • 一生使いきれないぐらいの金を貯めて、あとで見返してやるんだってね。 馳星周『不夜城Ⅱ鎮魂歌』より引用
  • 妻は、寝ぼけているのか、というような笑いを含んだ目で俺を見返した。 半村良『炎の陰画』より引用
  • 幼い者たちのあいだに何かが生まれ、ウンラクも少年をじっと見返した。 エディングス『ベルガリアード物語4 魔術師の城塞』より引用
  • 少女はびくびくした表情のまま、しばらく息を殺して俺を見返していた。 岩田洋季『月の盾』より引用
  • それを見返した格之介が、もっとあわれな顔をしていたことはむろんである。 菊池寛『乱世』より引用
  • 加藤を見返してやろうというのが、柔道に励んだ一つの理由でもあった。 豊田穣『海兵四号生徒』より引用
  • 私は正木博士の尋ね方が何となく異様なので、静かにその瞳を見返した。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 上村が郵便物から顔を上げ、緊張した目つきで俺の顔を見返してきた。 樋口有介『彼女はたぶん魔法を使う』より引用
  • 縁なし眼鏡の奥で光っている加倉井の黒い瞳は、彼を静かに見返していた。 梶山季之『罠のある季節』より引用
  • 彼はしばらくのあいだ、わたしを見返していたが、その目がたじろいだ。 バローズ『火星シリーズ06 火星の交換頭脳』より引用
  • 鏡の中には、きつい眼をした初老の女がひとり、こちらを見返していた。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • その目を真っ直ぐに見返しながら、彼は彼女の頬を両手でそっと包んだ。 東野圭吾『秘密』より引用
  • 人間そっくりの超自然のものの顔が、問いかけるように、見返していた。 タニス・リー『銀色の恋人』より引用
  • 見返したルーンの灰色の目には、まるでおもしろがるような色があった。 荻原規子『西の善き魔女1 セラフィールドの少女』より引用
  • それには今度は信之助が不思議そうな顔をして相手を見返していた。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • それでも彼は無言のまま、思考を凝集したような眼差で見返していた。 夏樹静子『アリバイの彼方に』より引用
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