見渡す

全て 動詞
3,209 の用例 (0.01 秒)
  • 身を起こして周りを見渡みわたしてみると、そこは自分のよく知る場所だった。 枯野瑛『銀月のソルトレージュ03 琥珀の画廊』より引用
  • 建物のあいだの細い通路を抜けてはじめて、海岸を見渡すことができた。 片岡義男『夏と少年の短篇』より引用
  • 視界は三百六十度に広がり、海と空の全てを同時に見渡すことができた。 鈴木光司『仄暗い水の底から』より引用
  • そのガラスごしに、七階の高さから外の光景を広く見渡すことが出来た。 片岡義男『少女時代』より引用
  • そこでわたしに今一度外そとへ出て、 あのはてのない海を見渡させて下さい。 ゲーテ/森鴎外訳『ファウスト(下)』より引用
  • 羽仁は歩きまわっていた足を止めて、ゆっくりと部屋のなかを見渡した。 竹本健治『匣の中の失楽』より引用
  • 少女は周囲を見渡し、他に誰もいないことを確認してから前に一歩を進む。 川上稔『AHEADシリーズ 06 終わりのクロニクル③〈中〉』より引用
  • みんなを見渡すと、誰もが何かを気にかけているような顔をしている。 小野不由美『悪霊シリーズ 7 悪霊だってヘイキ!上』より引用
  • 助けを求めるように周囲を見渡すが、男たちの他に人影は見当たらない。 深草小夜子『悪魔の皇子 アストロッド・サーガ』より引用
  • その男には、彼女の身体の隅から隅までを見渡すことができるようだった。 村上春樹『1Q84 BOOK2』より引用
  • 完璧主義者の男は何事もなかったかのごとく首を上げるとあたりを見渡した。 阿智太郎『僕の血を吸わないで2』より引用
  • それでも人と人との間から婦人席の方を見渡すことは忘れなかった。 夏目漱石『三四郎』より引用
  • その窓からなら工場の事務所の入口や作業所の門がよく見渡された。 クロフツ/田村隆一訳『樽』より引用
  • スガ氏は我々の顔を見渡すと、端から順に我々の名前を一人ずつ呼んだ。 万城目学『鴨川ホルモー』より引用
  • 私どもは何事をするのでも常に広い視野を一まわり見渡さねばならぬ。 山本実彦『十五年』より引用
  • 通りに面した二つの窓からアルベールは邸の外を見渡すことができた。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(2)』より引用
  • 見渡す平野の真正面、一里の向うに私たちの今いる姿の良い山が見える。 横光利一『夜の靴』より引用
  • 見渡す大空が先ず雪に埋められたように何所どこから何所まで真白になった。 有島武郎『カインの末裔』より引用
  • それに私のまわりには誰ひとりいないし、見渡す限り誰ひとりいない。 福永武彦『夢みる少年の昼と夜』より引用
  • 汽車の窓から見る景色けしきは時々見える海のほかは見渡みわたすかぎり雪だった。 志賀直哉『城の崎にて・小僧の神様』より引用
  • 次へ »