見染め

162 の用例 (0.00 秒)
  • 将軍はまだ空軍総司令官時代、バンコク公式訪問の機中で彼女を見染めた。 近藤紘一『サイゴンから来た妻と娘』より引用
  • 彼女を見染めてその住所が頭に焼きついていたんでしょうな。 森村誠一『異型の街角』より引用
  • お督のやつがいつのまにやら見染めてな、人の口の端にものぼる騒ぎじゃ。 杉本苑子『影の系譜 豊臣家崩壊』より引用
  • 女の子は誰でも、一度は王子様に見染められる幸運を夢見るものなのであろう。 柴門ふみ『男性論』より引用
  • 勝次郎はいつの間にか家の娘のお早に見染められたのである。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 次左衛門は、おさきが本家に奉公している頃に見染めたんですな。 平岩弓枝『御宿かわせみ 21 犬張子の謎』より引用
  • あれを最初に見染めた時と、あれがわたしのこの家にやってきた時こそ呪わしいかぎりだよ! ボッカッチョ/柏熊達生訳『デカメロン(下)』より引用
  • 彼は何日いつか柳屋のお葉を見染めたものと思われる。 岡本綺堂『飛騨の怪談』より引用
  • かげに有田数之進が篠を見染めたためというが、わしは一切知らぬ。 池宮彰一郎『最後の忠臣蔵』より引用
  • そのお方は、この春あなた様を金谷かなやのお花見でお見染めになったのでございます。 海音寺潮五郎『天と地と(二)』より引用
  • 実は父が、つまりこの国の王があなたを見染めて、ぜひ妃に迎えたいと言っています。 セルバンテス/荻内勝之訳『ペルシーレス(上)』より引用
  • そこの若旦那に見染められて、まあいいかなとかってね。 樋口有介『船宿たき川捕物暦』より引用
  • 息子むすこよめにと望まれたことも、いい家の若旦那わかだんなに見染められたことも、何度かある。 平岩弓枝『ちっちゃなかみさん』より引用
  • ある村で、弥源太はひとりの娘を遠くから見染めた。 杉本苑子『続今昔物語ふぁんたじあ』より引用
  • 安塚やすづかの城の殿様杢太もくたという人が、市に遊びに出て、この美しい池の主を見染めました。 柳田国男『日本の伝説』より引用
  • まったく女などに興味はなさそうだった乙五郎がいつ、どんなはずみで、その女を見染めたのかわからない。 山田風太郎『かげろう忍法帖 ―山田風太郎忍法帖短篇全集(1)』より引用
  • まったく女などには興味のなさそうだった綱太郎が、いつ、どんなはずみで、その女を見染みそめたのかわからない。 山田風太郎『忍法帖2 忍法忠臣蔵』より引用
  • もとはそんな男じゃなかったそうですが、お艶を見染めてから、すっかり心の駒がくるったんですね。 横溝正史『神隠しにあった女』より引用
  • そして、そこを与三松に見染められて、妾になり、後添のちぞいになったのである。 横溝正史『金田一耕助ファイル03 獄門島』より引用
  • よつちやんがその息子さんに見染められたといふことだが、女は容色きりやうのいゝのが何よりだ。 正宗白鳥『玉の輿』より引用
  • 次へ »