見上げる顔

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  • ぼくを見上げる顔は、母親に向けていたのと同じ顔だった。 野村美月『文学少女シリーズ05 “文学少女”と慟哭の巡礼者』より引用
  • 地上から虚ろな目でじっと見上げる顔は骨のように真っ白だった。 ジェイムズ・ブリッシュ『09 明日への帰還』より引用
  • 見上げる顔がぱーっと明るくなり、女の子らしい素直な笑みがいっぱいに広がった。 野村美月『文学少女シリーズ07 “文学少女”と神に臨む作家 上』より引用
  • 好奇の眼差しでおれを見上げる顔を眺め、呆れる思いでつぶやいた。 万城目学『鹿男あをによし』より引用
  • 見上げる顔にその輝きが明滅するかのようであった。 菊地秀行『吸血鬼ハンター03 D-妖殺行』より引用
  • 道を行く雑踏の中に、こちらを見上げる顔がある。 茅田砂胡『ポーラの休日 (扉最適化)』より引用
  • 見れば、こちらを見上げる顔はさばさばしたもので、どこかいたずらがばれた少女のようだった。 支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅡ』より引用
  • 揺れる前髪の間から見上げる顔と、その目と、視線が合う。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第09巻』より引用
  • 調子がよく、自信にみちているように見えたが、空席の目立つスタンドを見上げる顔は沈みがちだった。 ヘミングウェー/永井淳訳『危険な夏』より引用
  • 見上げる顔には、不安がくっきりと刻まれている。 新田一実『魔鏡の姫神 霊感探偵倶楽部』より引用
  • Dを見上げる顔は雨に煙っていた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター09a D-蒼白き堕天使1』より引用
  • このところ、ぼんやりと物思いにしずむことの多い亜由美だが、それにしても、見上げる顔には見憶みおぼえがない。 赤川次郎『花嫁は歌わない』より引用
  • 見上げる顔に卑屈な陰が差し、こんな顔をどこかで見たことがあると思いついた刹那、土谷はフリッツから離れる足を踏み出した。 福井晴敏『終戦のローレライ(下)』より引用
  • にこにこと自分を見上げる顔に合点する。 林亮介『和風Wizardry純情派 2』より引用
  • 見上げる顔へ、かあっとつばが飛んだ。 滝口康彦『拝領妻始末』より引用