見上げる

全て 動詞
5,317 の用例 (0.01 秒)
  • 最初は天井を見上げて言ったのだが、次には軒の方に向って叫びました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 下には僅か五六人の男女が口をあけて彼女の狂態を見上げているだけだ。 中島敦『南島譚』より引用
  • そして両手りょうてに赤と青のはたをもってそらを見上げて信号しんごうしているのでした。 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より引用
  • 教室へ入ってくる者は決まって驚いたように天井を見上げ、何か言った。 佐野良二『闇の力』より引用
  • 死んだ母は、あの星になったのだろうかと、いく度空を見上げたことか。 三浦綾子『塩狩峠』より引用
  • 見上げると三階建の大きな家がある、右の崖の上にも新しい家が見える。 大下藤次郎『白峰の麓』より引用
  • 車の窓からライン川沿いの斜面を見上げるようにして感動の声を上げた。 平岩弓枝『葡萄街道の殺人』より引用
  • 二人は何という事なく顔を見合せると、改めて高い三階の窓を見上げた。 松本泰『緑衣の女』より引用
  • 鐵骨ばかりのビルヂングの下で二人の男が上を見上げながら話してゐた。 若杉鳥子『梁上の足』より引用
  • 意外なことを言い出したので尾田はびっくりして佐柄木の顔を見上げた。 北条民雄『いのちの初夜』より引用
  • お光も小池と同じやうに、名も知れぬ神の宮の大銀杏おほいてふを見上げて言つた。 上司小剣『東光院』より引用
  • 見上げますと白い雲のきれ間から大きな光る太陽が走って出ていたのです。 宮沢賢治『谷』より引用
  • 見上げますと白い雲のきれ間から大きな光る太陽が走って出てゐたのです。 宮沢賢治『谷』より引用
  • 月を見上げたくなったら、彼はきっとまたここにやってくるに違いない。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • 始めから川を離れなかった荷物の連中は下から見上げて笑っている。 木暮理太郎『黒部川奥の山旅』より引用
  • そして兩手に赤と青の旗をもつてそらを見上げて信號してゐるのでした。 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より引用
  • 空を見上げると、あとからあとから来ては飛んでいく雲に蔽われていた。 宍戸儀一『フランケンシュタイン』より引用
  • たとえば昼間散歩の時、ふと見上げた教会の鐘をその夜夢で見たのです。 蘭郁二郎『歪んだ夢』より引用
  • が、もう一人の薔薇色ばらいろの方は私をなんだかこわい目つきをして見上げた。 堀辰雄『晩夏』より引用
  • ぼくが顔を起こすとこっちを見上げている先輩の顔が目に入った。 沖田雅『先輩とぼく 02』より引用
  • 次へ »