見やる

全て 動詞
1,144 の用例 (0.00 秒)
  • ほんの一瞬で消えてしまったが、その方向を見やると、蔵の扉があった。 新田一実『死者の饗宴 霊感探偵倶楽部』より引用
  • 見やると、小さい子供とその母親とが、こちらを見て言葉を失っている。 秋田禎信『エンジェル・ハウリング 第03巻』より引用
  • 彼女は日の光のさす庭のほうに目を放ち、一人の男の黒い姿を見やった。 スタインベック/大久保康雄訳『怒りの葡萄』より引用
  • 一方その横に立ち、右手をかざして遠くを見やる女性は若い娘であろう。
  • ふと時計を見やると、もう一時間目の授業がはじまっている時間だった。 松野秋鳴『えむえむっ! 第01巻』より引用
  • 呼びかけてくる声の方向を見やると、涙目をしたまな美の顔があった。 西風隆介『神の系譜Ⅱ 真なる豹』より引用
  • ここで黒雪姫クロユキヒメが声を発したので、三人は口をつぐんでそちらを見やった。 川原礫『アクセル・ワールド 06 -浄火の神子-』より引用
  • お舟はそれをうらやましいもののように見やりながらそっと涙を拭きました。 野村胡堂『銭形平次捕物控 14』より引用
  • おどろいて太上皇が池を見やると、ひとりの女が池のなかに立っていた。 田中芳樹『アルスラーン戦記外伝 東方巡歴』より引用
  • ときどき彼女は顔をあげて彼を見やり、同意するかにうなずいていた。 フィッツジェラルド/野崎孝訳『グレート・ギャツビー』より引用
  • ガトリー・ソールソンだけが、心配げに巨大な船のほうを見やっていた。 K・H・シェール『宇宙船ピュルスの人々』より引用
  • 彼はダイヤルにかけていた指を離して、不思議そうにこちらを見やった。 綾辻行人『人形館の殺人』より引用
  • 日比谷で下りて公園の入り口を見やった時に、これはいけないと思った。 寺田寅彦『雑記(Ⅰ)』より引用
  • 彼は自分の住まいがある島に目をやり、それから湾のかなたを見やった。 リチャード・フッカー『マッシュ 続』より引用
  • それをさらにいらいらと見やったとき、黄姑こうこが正面の建物から出てきた。 小野不由美『十二国記 06 風の万里 黎明の空(上)』より引用
  • にもかかわらずKはしばらくドアのほうを見やらずにいられなかった。 カフカ/中野孝次訳『審判』より引用
  • 同じ面持おももちの吉田と目が合って、お互い自然と、教室の中ほどを見やる。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第16巻』より引用
  • 陽子は声のしたほうを見やり、ついでに隣にいる男が顔をそちらへ向けた。 小野不由美『十二国記 01 月の影 影の海(上)』より引用
  • 彼女は二人の不安そうな顔を悲しげに見やり、眼にいっぱい涙を浮かべた。 モンゴメリ/神山妙子訳『赤毛のアン』より引用
  • 普通の剣のように単なる銀色の剣腹けんぷくを見せる魔剣まけんを、驚いたように見やる。 吉野匠『レイン5 武闘会、開幕』より引用
  • 次へ »