見なれる

全て 動詞
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  • 地上の彼の家の窓から見なれたあの七つの星まで彼は来てしまつたのだ。 片山広子『北極星』より引用
  • その舞台となったアパートにそっくりなのを、少年の日に見なれていた。 星新一『きまぐれフレンドシップ PART1』より引用
  • この写真のカールは、見なれたそれらの写真の顔よりもまだずっと若い。 宮本百合子『カール・マルクスとその夫人』より引用
  • 彼らの服装が、また、彼の見なれていたものとは違った型のものだった。 アーヴィング/吉田甲子太郎訳『スケッチブック』より引用
  • 鏡のなかの自分は、よく見てみるとかすかに見なれた面影を残していた。 小野不由美『十二国記 01 月の影 影の海(上)』より引用
  • テーブルの上に、見なれぬ包装の大きな煙草の袋がひとつ置いてあった。 半村良『聖母伝説』より引用
  • だれかが、どこかの席に、見なれた顔がないのに気づく危険はなかった。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ3) 第二段階レンズマン』より引用
  • 中は暖かで剥製の鳥や鹿の頭や見なれない外国の文字がいっぱいだった。 寺山修司『書を捨てよ、町へ出よう』より引用
  • 古びてすすけた着物ながら古風な着つけをしていて源氏には見なれない。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • すると、見なれぬ男が台所に近いとば口に膝をそろえて坐っていたのだ。 皆川博子『旅芝居殺人事件』より引用
  • といっても、それが見なれたけものか人間の形をとって現われた場合の話だ。 バローズ『地底世界ペルシダー』より引用
  • まるで家の中の暗闇は、彼女の住む見なれた世界の一部であるかのようだ。 乙一『暗いところで待ち合わせ』より引用
  • 羽村にしてみれば見なれた光景のはずだが、今日は事情が違っていた。 大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン パイン編』より引用
  • それは今までにもってきたどの肉とも違う、見なれない肉であった。 ロンドン/山本政喜訳『白い牙』より引用
  • 見なれた顔だが、そうやるといつもよりずっと客観的に見ることができた。 半村良『魔女伝説』より引用
  • それが見なれない動作なのにもかかわらず、むこうは理解したようだった。 P・J・ファーマー『地球の壁の裏に』より引用
  • 見なれない顔が一つでも教会へ来れば、彼にとっては大事件であった。 モーパッサン・ギ・ド『親ごころ』より引用
  • かれらがその本来の不思議で見なれない形でここにやってくると思いますか? ジェイムズ・ブリッシュ『03 地球上陸命令』より引用
  • 身体の表面が見なれた色ばかりになって、余白がなくなっていくのだろう。 鷲田清一『てつがくを着て、まちを歩こう ―ファッション考現学』より引用
  • このようによく見なれている大地と海とは、いったいなんであろうか。 デフォー/佐山栄太郎訳『ロビンソン・クルーソー』より引用