見すえる

全て 動詞
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  • 黒い頭は長い耳を立てて、とがった目で裕生たちをじっと見すえている。 三上延『シャドウテイカー5 ドッグヘッド(完)』より引用
  • 四十歳くらいの女性が出て来て、とがめるように、十津川を見すえた。 西村京太郎『イレブン殺人事件』より引用
  • かれは、頭上にぼんやりと現われた醜怪な顔を見すえたまま動かなかった。 R・E・ハワード『征服王コナン』より引用
  • 普通なら同情するところだが、涼子は忌々いまいましげな目つきで若者を見すえた。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿02 摩天楼』より引用
  • 彼女は顔をあげると、胸も隠さずに、りんとした表情になって前を見すえる。 西風隆介『神の系譜Ⅴ 竜の時間 亡国』より引用
  • 一人一人のその顔を見すえるように見まわして、重ねて言った。 海音寺潮五郎『天と地と(二)』より引用
  • めがねはなく、うつむくことをやめたつばさのひとみが正面を見すえている。 沖田雅『先輩とぼく 00』より引用
  • と、一口に言うと、端正な面をあげて見すえるように相手の顔を眺める。 久生十蘭『顎十郎捕物帳』より引用
  • 闇の中に、見おぼえのある顔が、じっと彼女を見すえていたのだ。 山田風太郎『自来也忍法帖』より引用
  • スコットは歩きまわるのをやめ、両手を腰に当てて相手をきっと見すえた。 ロッデンベリイ『スター・トレック4/故郷への長い道』より引用
  • 弟がとらわれている部屋の前に来ると、イノケンティス王は扉を見すえた。 田中芳樹『アルスラーン戦記05』より引用
  • 「ぼくはもう一人殺しているんだ」ぼくは若林をまっすぐに見すえて言った。 神林長平『七胴落とし』より引用
  • と、車の中から、K・Kビルを見すえるようにして、十津川が、きいた。 西村京太郎『北緯四三度からの死の予告』より引用
  • 公爵は色を失い、一点を見すえ、あごをひきつらせて、耳を傾けていた。 ルブラン/野内良三訳『ルパンの告白』より引用
  • どこか中空を見すえ、一気にまくしたてた表情に、もう笑みはなかった。 芦辺拓『月蝕姫のキス』より引用
  • 三角頭巾のあいだから、小さな眼が白くひかってこちらを見すえている。 山田風太郎『忍法帖7 魔界転生 下』より引用
  • 検事も藤枝も、警部も急に緊張した顔つきになつてひろ子の顔を見すえた。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • ぼくの顔をまじまじと見つめ、それからぼくの目を見すえて言った。 ルブラン/大野一道訳『怪盗紳士アルセーヌ・ルパン』より引用
  • 鏡の中の自分を見すえるようにしながら、夏枝は上まぶたに、紅をはいた。 三浦綾子『氷点』より引用
  • あいかわらず耕太を無感情に見すえたまま、振り返らずマキリは答えた。 西野かつみ『かのこん 第07巻 ~さよなら、オオカミ~』より引用
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