見ぐるしい

全て 形容詞
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  • 言分はいろいろあるにせよ、弁解すればするほど見ぐるしいことになる。 田中芳樹『アルスラーン戦記06』より引用
  • いや、あのころの自分は、まだ今ほどには見ぐるしくはなかった。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • お眼にかかるとそうそう、見ぐるしいところをお眼にかけておはずかしゅうございます。 横溝正史『金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄』より引用
  • 此の期に至って、後世人にわらわるるような見ぐるしき最期は遂げまい。 海野十三『海野十三敗戦日記』より引用
  • このへんでカタをつけてしまおうと、見ぐるしくも突進して出た。 ドイル/延原謙訳『ドイル傑作集 ボクシング編』より引用
  • 神を恐れぬものたちの目に見えぬ力がわたしをとり囲み、わたしの五感を見ぐるしいほど圧迫するように思われた。 ラヴクラフト全集1『04 「闇に囁くもの」』より引用
  • 私の代理ともあろうものが、そういう見ぐるしいなりで患家を回られては困りますな。 ドイル/延原謙訳『ドイル傑作集 ボクシング編』より引用
  • そして、まれに家の中は見ぐるしい土俵と化してしまうのである。 李成『砧をうつ女』より引用
  • だが一人だけで、一風変わった、意外な、まったく見ぐるしい危険を冒す人は? スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • いままで青く、ほほえんでいたような水は、れて見ぐるしい灰色はいいろになりました。 ロフティング『ドリトル先生物語02巻 ドリトル先生 航海記』より引用
  • 木の椀に埃をうかべている湯をとりあげると、彼の手は見ぐるしくふるえた。 武田泰淳『快楽』より引用
  • ついに、見ぐるしい失策をしたあとで、彼は銃と帽子とを大地へ投げだしてしまった。 トルストイ/中村白葉訳『アンナ・カレーニナ(下)』より引用
  • どこを見ても、見ぐるしいものはないのか。 半村良『となりの宇宙人』より引用
  • いや、どちらかと言えば見ぐるしいものばかりだ。 半村良『となりの宇宙人』より引用
  • 前日の夕方に泉で水浴びをしたので、いちおう見ぐるしくはない。 P・J・ファーマー『階層宇宙の危機』より引用
  • そして機会さえあれば殺されてこの見ぐるしい世の中、このシュベイクのような奴がうろついている世の中にさよならヽヽヽヽするのだ。 ハシェク/辻恒彦訳『良き兵士シュベイク(上)』より引用
  • イイダの君、『あの見ぐるしき口なおして得させよ』とむつかりてやまず。 森鴎外『文づかい』より引用
  • この男、衣裳いしょうは先夜のような野伏まがいの見ぐるしいものではない。 司馬遼太郎『国盗り物語』より引用
  • 昨夜、あの男はあすこにいて、あの見ぐるしいわたしの姿を見て、それを笑いものにしているのだ、と。 モーム/田中西二郎訳『幸福』より引用
  • 堤防の上に血の雨を降らすであらうことは想像されるが、見ぐるしい終局にさせたくない、それが私の心配でした。 石川三四郎『浪』より引用
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