見え

全て 動詞
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  • だれも自分が見えないと言うことを気づかれないようにしていました。 大久保ゆう『はだかの王さま』より引用
  • 事務長は忙しいと見えてその夜はついに葉子の部屋へやに顔を見せなかった。 有島武郎『或る女』より引用
  • しかし彼の眼の中には、明かに今まで見えなかった希望の色が動いていた。 芥川竜之介『素戔嗚尊』より引用
  • 彼等には彼の衣の外に彼の持つてゐたものは見えなかつたのである。 芥川竜之介『続西方の人』より引用
  • 大臣はなんとかして布を見ようとしましたが、どうやっても見えません。 大久保ゆう『はだかの王さま』より引用
  • 実際それらは天に向かって伸びた無数の触手しょくしゅのように見えたものです。 芥川竜之介『河童』より引用
  • おせいはそれがたたっているのだと始めて始終が見えきったように思った。 有島武郎『星座』より引用
  • どちらを見ても人っ子一人いませんし、人のうちらしいの光も見えません。 有島武郎『僕の帽子のお話』より引用
  • もう見る間にお顔の色が変ってね、鼻筋の通ったのばかり見えたんですよ。 泉鏡花『式部小路』より引用
  • 不図気がつくと、世界滅尽の大活劇が一秒の後に迫つて来たかと見えた。 石川啄木『雲は天才である』より引用
  • 隔りが遠いのでさう云ふ光景だけは見えますが何の事か私には分りません。 伊藤野枝『白痴の母』より引用
  • して見ると一般の読者にも、彼のねえさんは人気があつたものと見えますね。 泉鏡花『いろ扱ひ』より引用
  • さうしてさう云ふかと思ふと、急にどこかへ見えなくなつてしまつた。 芥川竜之介『軍艦金剛航海記』より引用
  • 我々のひいき眼では、日本には相当な作家や画家がいそうに見えますがな。 芥川竜之介『Mensura Zoili』より引用
  • 子供も、秋風に肌心地がよくなると目に見えて、をとなしくなつて来た。 伊藤野枝『惑ひ』より引用
  • そして、唐突にあの男とこの女の関係が見えたような気がしたのです。 植松真人『主よ、人の望みの喜びよ』より引用
  • しかし今の葉子にはそれが不思議に自分とはかけ離れた事のように見えた。 有島武郎『或る女』より引用
  • 併し色の濃い青色の鼻目金を懸けてゐるので、目の表情が見えなかつた。 森林太郎『笑』より引用
  • 小さな毛織りの帽子は額があまり狭いので鼻の上に乗っているように見えた。 吉田甲子太郎『スリーピー・ホローの伝説』より引用
  • と思う三度の時には、もう沈んだきり、それきりまるで見えなくなる。 泉鏡花『半島一奇抄』より引用
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