西田博
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名詞
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で哲学の存在が、こう云った意味で、単にアカデミーの哲学自身の温室に於てばかりではなく、とにかく一般文化の外気の中で、客観的な意義を実際に持つことの出来るようになったのは、主に西田博士の思索力によってであったと云っても云い過ぎではないだろう。
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博覧強記にして多くの知識人の人望を集めた。めったに肖像画を描かない画家の須田剋太が「狩野亨吉像」を描いており、哲学者の田邊元は「自分の学問の師はあきらかに西田博士であるが、人生の師は狩野博士である」と述べたといわれる。また、弁護士の正木ひろしは「狩野先生こそ本当の国宝的人物だ」と評した。
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