装う

全て 動詞
881 の用例 (0.01 秒)
  • 物がなくなっていることには全く頓着していないという風を装っている。 佐藤愛子『冥途のお客』より引用
  • 事故の被害者を装うだけなら、もっと確実な方法がある気がしますけど。 三雲岳斗『少女ノイズ (光文社単行本)』より引用
  • 最初はそう装っているだけなのかともおもんぱかったが、それも少し違っていた。 有沢まみず『いぬかみっ!02』より引用
  • と言いながら、源氏は美しく装うた紫の姫君の姿を笑顔えがおでながめていた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • それまで、全く無関心を装っていた彼女の、それはわずかな反応だった。 毛利『志生子 カナリア・ファイル2~傀儡師』より引用
  • まだ暗いうちに、燈のもとでこの装いする所を、いつも私は珍しく見た。 内藤鳴雪『鳴雪自叙伝』より引用
  • 知っているのに、無理に知らない風を装っているように弘美には思えた。 黒川博行『キャッツアイころがった』より引用
  • 夫を装って好き勝手をした嵩原に腹を立てる気持ちはわからなくはない。 松岡圭祐『千里眼 美由紀の正体 上』より引用
  • つとめてなにげない風を装ってはおりましたが声が少し震えていました。 町田康『パンク侍、斬られて候』より引用
  • 流れの中での自然な動きをよそおってたからまず誰も気づいてないわね。 鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 07』より引用
  • 観光客を装って銃を撃ちまくり、その扱いに慣れてくるという話だった。 小川勝己『葬列』より引用
  • 平静を装ってはいるけれど、そろそろ限界に近いのが口調から分かった。 佐竹彬『カクレヒメ 第01巻』より引用
  • どう装ったところで母親のようにはなれないとあきらめているのかもしれない。 有吉佐和子『華岡青洲の妻』より引用
  • 健くんが無関心を装うと本当に関係がないように思えてくるから不思議だ。 乙一『夏と花火と私の死体』より引用
  • その顔色には無関心が少し意地悪そうな表情を装っているに過ぎない。 蒲原有明『夢は呼び交す』より引用
  • そしてあらゆる悲しみも今は喜びの装いをする召し使いのように思われた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 彼は平気を装おうとしたが、その実周章あわてて了ったという眼付をしていた。 島崎藤村『家』より引用
  • でも私はわざと無関心なふりを装って『静かなる男』を観つづけていた。 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 1』より引用
  • 何気ないふりを装ってつぶやいた兼家の言葉に、景行が表情を硬くした。 三雲岳斗『カーマロカ 将門異聞』より引用
  • どうかして髪をり落としたいと望みながらのんきなふうを装っている。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 次へ »