裂ける

全て 動詞
825 の用例 (0.01 秒)
  • それが、わたしにもよくわからないのです、とは口が裂けても言えない。 宮部みゆき『震える岩 霊験お初捕物控』より引用
  • 痛みとか傷とかいうものではなくて、皮膚の裂けたのに似ているんです。 フィッツジェラルド/守屋陽一訳『雨の朝パリに死す』より引用
  • 裂けた指からの血が止まっているのに気づいたのは、そのときだった。 五代ゆう『晴明鬼伝』より引用
  • しかしよく見るとのっぺらぼうでも、口が裂けているわけでもなかった。 杉本苑子『胸に棲む鬼』より引用
  • また、その部分の皮膚は骨より弱いので裂けるなどの怪我を負いやすい。
  • いったら負けてしまうようで、気になるなんて口が裂けてもいえない。 藤村裕香『ヴァニラな花嫁くん』より引用
  • そうだねとは、口が裂けても言えない若だんなは、力なく笑うしかない。 畠中恵『ぬしさまへ』より引用
  • 奴が手を左右に動かすと、彼女のシャツは紙のようにあっさりと裂けた。 山本弘『まだ見ぬ冬の悲しみも』より引用
  • それがすむと、彼は満足げな目つきで自分の裂けたシャツを見おろした。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 口は大きくへの字に裂けるが、ハスのように唇が折れ曲がってはいない。
  • きっとけたように大きな口と、ギザギザの歯と、長い舌を持っている。 小野不由美『悪夢の棲む家 (下) 挿絵あり』より引用
  • その名を耳にした豆は、裂けんばかりに開かれた瞳で吊り目を見据えた。 玉木ゆら『月にむらくも、恋嵐』より引用
  • 宇津木の唇はまだ大きくれあがって、裂けたところに血の色が見えた。 勝目梓『炸裂』より引用
  • 彼女は渦巻き吹きまくる恐怖の嵐のために、胸が裂けてしまいそうだった。 佐左木俊郎『恐怖城』より引用
  • 生れてきたのがまちがいであったなどとは口が裂けてもいえることじゃない。 開高健『ずばり東京』より引用
  • 口は両方の耳のあたりまで裂けて、大きい二本のきばが白くあらわれていた。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • Oは皮紐で身体が裂けるかと思うほど、あらん限りの力で身をもがいた。 レアージュ/澁澤龍彦訳『O嬢の物語』より引用
  • いま、ここで僕がしていることなど、口が裂けてもいえるわけがない。 渡辺淳一『シャトウ ルージュ』より引用
  • それにこがされた都の土は大地震のあとのように白く裂けてしまった。 岡本綺堂『玉藻の前』より引用
  • 青いシャツの端を切り裂いて水につけ、それを裂けたほおと鼻にあてた。 スタインベック/大久保康雄訳『怒りの葡萄』より引用
  • 次へ »