衰えさせ

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  • この一連の戦いは、関東管領・鎌倉公方を始め、関東の諸氏の勢力を衰えさせた。
  • 暑さと身体からだの自由がきかない不満が消化機能を衰えさせたようで、胃の中にはまだ昼に食べたそうめんが残っている感じがした。 小池真理子『仮面のマドンナ』より引用
  • たぶん信念の流失が衰えさせたのであろうと私は想像するのだが、ふしぎなほど彼らは脆かった。 開高健『青い月曜日』より引用
  • だけど翡翠の声も聞こえないのか、もしくは聞く気もないのか、二人は勢いを衰えさせずに、互いに攻撃態勢に入る。 奈須きのこ『歌月十夜 47 月食』より引用
  • そして暴風は、いぜんとしてその猛威を衰えさせず、彼女を運びつづけた。 バローズ『火星シリーズ05 火星のチェス人間』より引用
  • だがしかし、まったく闘気とうきおとろえさせずに向かってくる。 浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る』より引用
  • 情熱のほのおのなかには、一種のしんのようなものがあって、それがまた火勢を衰えさせもする。 シェイクスピア/福田恆存訳『ハムレット』より引用
  • 民族を衰えさせる毒なのです。
  • 敵を倒したブーメランはあるじの素質を試さんとばかりに、勢いを衰えさせずに國子に迫っていた。 池上永一『シャングリ・ラ 上』より引用
  • さて、この『秘図』という作品は一九五九年に発表されたものであるが、池波は初期の頃からこうした秘密をもつ人間に興味を抱き、生涯をつうじてそこへの好奇心を衰えさせることのなかった作家である。 里中哲彦『鬼平犯科帳の真髄』より引用
  • その後、宝光院は次第に影響力を衰えさせるが、宝徳年間頃に顕慶という僧により盛り返されている。
  • 帝国の南の顔と呼ばれた香港を英国に奪われ、病魔が刻々と帝国をむしばむ今、冊封体制の周辺国への影響力を衰えさせるわけにはいかない。 池上永一『テンペスト1 若夏の巻』より引用
  • 高貴な心を持った一人の人間がファブリツィオに逃亡をすすめ、さらになお十一年も幽囚のうちにあって心を卑しくし肉体を衰えさせてはならないと言っているのである。 スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(下)』より引用
  • この女の肉体をせ衰えさせてゆく苦悩によってなされたそうした変化を目にしては、さすがに青銅のような性質の樽屋あがりの老人も、かすかではあったが、影響されずにはいられなかった。 バルザック/山口年臣訳『ウジェニー・グランデ』より引用
  • 夢にも思わなかった楽な生活が、かえって母の疲れを引き出したかのように、母をけさせ、衰えさせてしまったようだった。 三浦綾子『雨はあした晴れるだろう』より引用
  • この重大な破局については決して口にしたりしないようにお勧めするが、この破局はなお数年にわたってあなたの性格にあるあらゆるロマネスクな、またあまりにも冒険的なものをとことんまで衰えさせてしまうことでしょう。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • ラスベガスのホテルは気力をえさせるための作戦だ。 賀東招二『フルメタル・パニック!10 せまるニック・オブ・タイム』より引用
  • 何度あしらわれてもまったく怒気どきおとろえさせることなく立ち向かってくるのだが、普通ふつう、よほど怒りに己を見失っていてもこうはならない。 鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 03』より引用
  • この政策によって王位についた人物は皆、影響力を持たないか、シュラフタとの恒常的な抗争によって力を衰えさせることとなった。
  • 怒りや悲しみ、疑いなどの、抱くだけでも私を衰えさせていく感情を、少しずつ少しずつ、眠らせていく。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 05 目明し編』より引用
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衰えさせ の使われ方